運について(中編)

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(前回の続き)

運命を開くために知るべきこと

まず第一に知るべきことは、人生というものがこの世だけのものではなく、あの世の各階層とこの世の間を行ったり来たりしながら、各人が小生命である自己の意識を磨き高め上げながら、大生命の根源に還元してゆくプロセスを生きているものであることを深く認識することが大切です。

簡単に申せば、人間がこの世に生まれてきた個人的な天命・目的は、自己のたま磨きにあるということです。

そして第二として、運命には先天運と後天運の二種類のあることを知ることです。

先天運とは、過去世の言行や生前に過ごしていたあの世での生き方の結果で、産まれ来た環境や今生の人生における初期の人間関係の礎となるものです。

また後天運とは、今生における自己の努力精進の結果として、先天運を上書き保存して、新しく創り出した運命をいうのであります。

人の運命とはそのように、初期の段階では、八割方の先天運と二割方の後天運によって成り立っています。

それゆえに、古くからある各種の占いがある程度の確率をもって、人の運命を言い当てているのです。

そのように、運命の大半はあらかじめ決まっており、自己の想念習慣を変える努力精進がなければ、おおむね先天運のままの運命が人生に表れてくるものなのです。

この事実は、どれだけ不平不満を述べ立てたところで変えることができない、この世の法則のようなものです。

しかし、人間の素晴らしさというものは、この先天運を意識進化した努力精進によって上書き保存し直し、新たなる運命(後天運)として画き直すことが出来るところにあります。

すなわち、八割の変え得ない運命に諦めをいだき、ふさぎ込んで足を止めるのではなく、残り二割の変え得る窓口から永遠の生命波動圏に入り込み、そこにある意識を自覚をし、自己が神性の存在そのものになってゆくことによって、100%画き直した後天運の運命が表面化し、人生をまったく新しく生き直すことが出来るのであります。

このことは、地球上のあらゆる生物のなかで、人類のみが持つ特筆すべき創造性の特徴であります。

ここまでの話をまとめると、運命はあらかじめ決まっているが、本人の努力精進によって、いかようにも変え得るということです。(次回に続く)