人の数だけある人生 = 言葉が持つ潜在力 × 言葉にする表現力(後編)

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(前回の続き)

運命の原因が自己にないと思われる場合

「私の現在の運命は、外的要因に原因があるのであって、自分の想い(言葉)などは関係ない」と思われる方もいらっしゃるかも知れません。

その場合には、現段階ではそう思う方が、その方にとっては納得がゆくということなのでしょうから、そのように思われていてよいと思います。

私はその段階を体験し尽くしてきた立場からの意見の述べているだけですので、嫌というほど同じことの繰り返しを経験しなければわからないということもあるので、ご自分の信じる考え方を貫きとおすことが、結局は真理に近づく近道であることも体験として知っております。

一番中途半端なのは、他のせいにするのか自己の内に原因を見いだして改善するのか、どっちつかずでいることであります。

これはどんなことにも通じることですが、なんでも方向性を定めて徹底して突き進むことが、最終的に将来の道が開けることにつながってゆきます。

「確かに自分の想いの性質はネガティブだったなあ」とか「今日までの私は、悪い運命をつくり出すような言葉を確かに使っていた」と思われる方は、望ましい未来が切り開かれるような言葉を繰り返し用いて、マイナスな想いが脳裡に浮かんだ場合には、明るい言葉で打ち消して、上書き保存することを繰り返しつづけてゆけばよいのです。

「そんなことをして本当に運命がよくなるのか」と思えても、そこでひるんで引き返してはいけません。

結果はすぐには現われないからです。

ですから、「今思い語っているよい言葉は、いったいいつになったら明るい未来となって現われてくるのだろうか」などと詮索する必要はありません。

ただ明るい未来の必ず来ることを信じて、明るく美しく、楽しく正しい言葉のみを、ひたすら使いつづけてゆくだけでよいのです。

これは、いつ来るか、今か今かと思いつづけている場合よりは、そのようなことを忘れて、ただ無心に思い通りの未来を画き出す言葉のみを使いつづけているほうが、必ず速く結果として表れてくることになります。

なぜなら、みずからの想いのプラスを、マイナスで打ち消してゼロにする愚を犯さないで済むからです。

過去にどんな想いを発してきて、どんな言葉を使いつづけてきたとしても、必ず今から以降の言葉によって、未来は塗り替えることが出来ます。

それは、過去と現在の関係がそうであったように、今の想い(言葉)が未来の礎となる原理によるものであります。

言葉の本来の使い方をいのちそのものの存在としてこの身に活かす生き方

言葉が本来持っている力というのは、それはそれはものすごい(筆舌に尽くせない)可能性を秘めています。

究極的には、宇宙そのものさえもが、生命根源意識の言葉による創造だからであります。

言葉は本来、感情想念に根ざして、自己中心性をアピールしたり、ダダ漏れさせるためにあるものではありません。

言葉は本来、宇宙を生み出した叡智の展開手段だったのです。

私たちひとりひとりが自己の生命の本質を思い出して、そのいのちの力を言葉にする表現力を駆使すれば、語って成らないことはないのであります。

言葉の本質を知ることです。

そのためには、自己の本質を知ることがさらに大切です。

いのちの本質による人生創造のために使うもの、それが言葉だったのです。

このことを知って、生き方を改め、使う言葉を吟味して使えば、必ず幸せな人生が現われます。

人の数だけある人生がすべて、何ものにも犯されることのない調和した人生となるように、私たちは言葉の本質や本来の使い方をよく知って、肉体上の想いや語る言葉として表現し、それらを現実化してゆきたいと思います。(終わり)