いのちのメッセージ74 ~ ​有る=無い、内=在る 他

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有る=無い、内=在る

 起き観れば
有るは無きなり
内に在り
色即是空
この世の様は

 有幻の
この世の奥に
在る世界
在りて在るもの
空即是色

 想念がつくり出した消え去りゆく色と、いのちの光の世界で永劫に輝く、褪せることなき色の違いがわかるためには、有ると在るの違いを、直覚的に識別出来る審神力が必須である。

 有ると在るの違いがわかる人は、仏教の真髄である《空即是色》の世界を自己のものと出来る。

 有ると思っている世界は、実は自己限定想念の産物でしかなく、有限の認識である。

 在るとは、無限にあって、減ることも奪われることも逆行することもなく、生命の原理に則って永遠なる新陳代謝・新生を繰り返す実在そのものである。

20160423

今を生かす

 現在とは、今ここに、未来と今と過去のすべてが同時存在している事実を認められない意識で見るならば、実在の現在ではなく、夢幻の幻在である。

 幻在は、それを記憶に刻み込まなければ、現れれば現れただけ消えてゆくが、記憶に刻み込んだ場合や執着を手放せない場合には、同じ意味を持つ現象が時と場と形を変えて、これでもかというくらいに現れてくる。

 今この瞬間に、未来と今と過去のすべてが同時存在している事実を認識している人は、感情想念に流されて、その場しのぎの浅はかな判断をすることがない。彼らの意識は、常に永遠を見通しているために、消えてゆく今にとらわれず、輝かしい未来を導き出す想念行為に徹している。故に、すべての過去は意義あるものとなり、未来はよくなるばかりとなる。それを指して、今を生かす生き方という。

 気づきのない人生上の視界は、夢幻のメリーゴーランドに乗って見る視界。その境地にあるかぎりは、同じ類の苦悩が繰り返されるのみ。それを止めて降りるためには、気づかなければならない。過去の想念行為の過ちに。そして、いのちにすべてを投げ出し、生き直そう。生まれ変わった心で。今を生かして。