いのちのメッセージ89 ~ こわばりの解消・深呼吸・印について

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こわばりをほどく

 人間生命の本質からかけ離れたカルマ的想いのあることは、肉体のこわばりと密接不可分の関係性にあるため、こわばりをなくすように努めて生きるとよい。そうすることで、交感神経よりも副交感神経が優位に作用し、安寧の心身が持続するものである。

 こわばる力ととらわれの想いを心身から抜けば、大方の病気や怪我は思ったよりも早く回復するに至り、カルマの解消にも有効である。なぜならば、肉体と精神がもつ修復機能・新陳代謝力は、体と心に人為的に加えられた力を意識的に抜くことで、その働きを100%発揮するからである。人間は誰しもが、自分たちがわかったつもりでいるよりも、はるかにものすごい能力を秘めていることを思い出そう。

 体のこわばりは、身構える想いを精神にセットし、精神にセットされた身構える想いは、神域から外れたフィルターを表面意識の奥にセットして、生命意識と現象界の間にズレを生じさせ、いのちそのものの創造活動を邪魔立てしている。

 体のこわばりをほどけば、生命意識と現象界の間に、認識のズレを生じさせるフィルターが無くなり、いのちそのものが真っ直ぐに表面意識に顕れ、現象界での創造活動を有意義に行うことが可能になる。

280616

深呼吸と印について

 深い呼吸を行うときには、肺の中に残した空気をすべて吐ききってから行うとよい。毎呼吸ごとに、肺臓内のすべての部位を新しい空気で満たすことは、新鮮な生命元素エネルギーを持続的に取り入れ、古い生命元素エネルギーを新陳代謝させるうえでの基本である。

 多くの人は息を吸うときに新鮮な要素を取り入れ、吐くときに旧い要素を吐き出しているとのみ認識しているが、それは表面世界だけの見方である。実際には、そうした表面の効能と同時に、目に見えない霊的次元においても、息を吸うときにカルマ要素を吐き出し、息を吐くときに心身を生かす元のエネルギーである霊的要素を取り入れているのである。ゆえに吐く息に特段の注意をはらって、細く長くユックリと吐き出し、霊的要素を充分に取り込むことを意識して深呼吸することがよい。

 特に意識して深い呼吸を始める際には、肺のなかに残った空気を吐き出すときに、お腹と背中をくっつけるようなイメージをもって、極力腹部を引っ込め、同時に肛門を締めて、その状態を持続しながら、横隔膜を伸縮させて呼吸を行うことがよい。なぜかというと、腹部をひっこめることで、最大限に空気を取り込みやすくなり、また、肛門を締めることで、新たに取り込んだ新鮮な生命エネルギーを、肉体外に漏れ出さないようにするためである。横隔膜を伸縮させることは、お腹を最大限に引っ込めた状態で深く呼吸をすれば、自然とそのようになるため、そうなっていることを確認するだけでよい。

そのとき同時に、仏像が両手の人差し指と親指で輪をつくり、目を閉じているのと同じように手指で印を組めば、深呼吸の効能を飛躍的に高めることとなる。その理由は、挿絵にあるような印の形は、生命大元のエネルギー源への感謝を、肉体側から積極的に表すボディランゲージだからである。

さらなる生命光源との一体化を希望する場合は、両手でそれぞれつくった輪を、体の前で鎖のように組み、人差し指と親指の先をそれぞれしっかりと付けた無限マーク(∞)を指で作った状態で、座っているならば膝の上、立っているなら下腹部のあたりに置き、静止しているとよい。その印は、如来印の一種であり、小我を大我に溶かし広げ、意識を宇宙大に還元する意味と作用を持っている。そのことをも同時に意識して印を組むことは、深呼吸の効果を相乗的に深めることとなる。(人差し指と親指以外の指は、自然な形で重ね閉じておく)

 そのときに、息を吸ったり吐いたりする肺臓を、心のなかで、胴体と頭部の全体が肺臓であるとイメージして、一番下のチャクラ、股間のあたりを底辺とし、一番上のチャクラ、頭頂部の先端を上辺とイメージして呼吸するとよい。そして、苦しくなければさらに行うとよいことは、息を吸いきったときに、頭頂部まで酸素が満たされたイメージの状態のまま息を止め、あるべき地球の姿、意識進化を果たし終えた状態等を、すでにそうなったものとして、息を止めつづけている間中、心のなかで宣言しつづけることである。

例えば、「人類はみな神性そのものの存在である」、「すべては成就した」、「私はこのような小さな肉体ではなく、宇宙に遍満するいのちの光である」、「わが意識は常にハイアーセルフと一体である」等、自らのなかから湧きあがり来る、自分がシックリとくる言葉で宣言しつづけることがよい。息を目いっぱい吸い込んで頭頂部まで満たし、呼吸を止めている状態は、生命根源のエネルギーと直結した状態にあるため、そのときに思う想いは現実化の力をいや増し、より力強く現実創造することになるからである。ただしこの方法は、“正しく意識進化を志向して、真理にもとる想念を発しない”ということが最低限の約束事である。それを破り、自我欲望を達成する目的をもって行うと、真理に外れた想念を発した反動で、心身や運命に悪しき状況(反動)が現れ兼ねないため、十二分な自己責任の覚悟を抱いて行うことである。正しく行えばその効果は、肉体の頭で考える数等倍、それ以上の結果となって現れるため、心の背筋を伸ばし、あごを引き、肩の力を抜いた正しい姿勢で行えば、意識進化の螺旋を急速に昇り、遠い昔の神域にあった自己に帰り、現在・過去・未来のすべてを生かすこと必至なり。

息を止めている時間は、長いにこしたことはないが、苦手な人は5秒から10秒くらい、出来る人は1分ほど止められればベストである。それ以上の呼吸停止は、導師がいない場合は、自己責任にて行うこと。

また、息を止めて文字を書くことは、書き表した文字に生命エネルギーが込められるため、聖なる言葉を謹書する際や写経等を行うときにそうすると、効果絶大である。

 先ほどの体のこわばりに関しても、深い呼吸を持続することで、こわばりづらい体をつくることが出来る。特に吐く息を少しずつ少しずつ吐き出し、長く持続することは、内から心身の習慣性をアセンションさせるため、本来なら親や学校が子どもたちに教え、人類すべてが身に付けなければいけないような生きるうえでの基本ともいうべきことであり、とても大切なことなのである。