自戒オサオサ怠らず

スポンサーリンク

アセンションのプロセスにあっては、特に発生した段階で速やかに掃除をしなければいけない想念の動きがあります。それは、自分と他人を引き比べて、自己を優位な立場に置こうとしたり、霊的に見えたり聞こえたりしたことを、審神もせず(できず)に妄信妄言してしまう想いの動きであります。

これは、口に出したり書いたりせずとも、アセンション(次元上昇)が始まっている現在では、すでに隠し事が叶わなくなっておりますので、本人の存在から自ずとにじみ出てしまうものなのです。それは、見る人が見ればわかってしまう恥ずかしい想念の動き、言動でもあります。その状態を例えれば、下着のままで街を歩いているのに、本人は気がついていないというようなもので、未熟さの露呈以外の何ものでもありません。また、そうした偽アセンション人が存在することで、まだ意識進化に目が向かない人たちに《うさん臭さ》を感じさせ、その人々がアセンション(次元上昇)する時期を遅らせてしまうという悪影響を及ぼすことにもなってしまっているのです。

4291ea7a4724af4dc636d19e6286916a_s

自戒オサオサ怠りなく、いつも自らの想念の動きを顧みて、アセンションの脇道に逸れたり、落とし穴に落ちたりした段階で満足しないようにしなければなりません。例えば、「人類はこれから二種類に分かれてゆくけど、自分は次元上昇するから大丈夫」とか、「私はアセンションの道を選ぶけど、〇〇さんはディセンションの道を選ぶのね」とか、それが幽界の生物とも知らずに、「〇〇さまがこうおっしゃった、ああおっしゃった、ああ、みんなにお知らせしなければ、それが私の使命だ」等々のように、自分と他人、自分と神仏を分離させて見たり、感じたり、思ったりしてしまう想念癖を手放す訓練を、常日頃からしておくことが肝要なのです。それができるようになるためには、アセンションについて書かれた文献や、インターネット上の記事を見たり、体験者の話を聞いただけで、自らも“アセンション(次元上昇)を果たした気分”になってしまわずに、自らの動かしがたい体験として、《真実の意識進化》を果たすことが重要です。

真実の意識進化を果たすとどのようになるかと申しますと、個我が宇宙大(その拡がりの幅には個人差はあるが)に拡がって霧散してしまうのです。個我が霧散してしまうと、《自と他を小さな個我想念で引き比べて評価するような概念》や《己の神性顕現の重要性を認識できずに、自分と神仏を別の存在と見て、霊示の類に自己のいのちの権能を明け渡した状態》が意識の中から消えて無くなるのであります。外に見ていたはずのすべての表れが、実際には自分の内側にあったものの映像だったのかと、判然と心底から理解できるようになるのであります。

批判や評価や差別、自己の権能を幽界の生物に明け渡した心境・境涯を卒業いたしますと、宇宙心の眼をもって、すべての有様を観る(俯瞰する)ことができるようになりますので、《どのような意識進化の状況であっても、永い宇宙の歴史にあっては、誰も彼もが五十歩百歩である》ことが当然に思えますし、すべての人が早い遅いの違いはあれど、いつかは意識進化を果たし、宇宙心という大海において互いが溶け合って、ワンネスの心でそれぞれの天命をもって宇宙開発に勤しんでいる生命本質の実態が把握できますので、自分やその所属思想等を優位において、他を低く見るような想いの動きが起こりようがないのです。

すべての人類は本来、宇宙を創造した大生命の分かれなのです。それは、太陽(恒星)から発する太陽光線の一筋一筋のようなものです。宇宙の真理の端緒にふれて、私は悟ったと思い込んでしまった人だけが特別な存在なのではありません。また、異次元の存在の姿が見えたり、声が聞こえてメッセージを受けたからとて、その人が選ばれた人なのでもありません。すべての人類が宇宙創造の役割を受けもった、大生命の分身(神)たる小生命、宇宙生命光の一筋一筋なのであります。宇宙創造活動に不必要な人などは、誰一人としていないのです。すべての人が、その人にしかできない天命を授かって生まれてきているのであります。

自分の意識が焦点を当てて見たその人物が、たとえ極悪非道・残虐な言動行為にとらわれ、いのちの自由性を見失って、あがきもがいて、周囲に迷惑をかけつづけているような人であってさえも、本来は大生命の分かれであり、宇宙生命光の一筋の光なのです。その真実は、宇宙心の眼をもって観ることができるならば当然のようにわかることなのですが、そうした視界がなければ前述した《人類生命の本質の在り方》がわからずに、「あの人は悪い人だ」、「私はいい人だ」という分別想念につながってしまいます。

悪を忌み嫌うことは、肉体性の存在としてはもっともなことです。しかし、「あいつらはけしからん。叩き潰して壊滅せねばならん」、「あの人は私の顔をつぶした。だから仕返ししなければ」、「自分の国や民族や思想を守るためには、不利益になる国や民族や思想を存続させてはいけない」等のように、悪や敵と認識する存在と同じ土俵に立って、ドップリ四つに組んでしまっては、ミイラ取りがミイラになってしまいます。それでは、憎しみや報復や恨みの連鎖はとどまるところを知らず、行きつくところまで行くより他にないことになってしまうのです。

現在の地球世界の住人(地球人類)は、半数以上がまだそのような意識レベルにとどまっているのであります。その想念状況は様々ですが、それぞれの国の、それぞれの町の、それぞれの家庭のなかで、学校のなかで、会社やお店のなかで、病院や老人施設のなかで、役所のなかで、宗教教団のなかで、国会等の議会のなかで、その他の集団のなかで、多くの人がそのような境涯にありながら、蟻地獄(業想念という汚物をぶつけ合っている境涯)を抜け出そうともがいているのですが、意識の立ち位置を根本的・抜本的に変えなければ(意識進化を果たさなければ)、もがけばもがくほどに深みにハマるばかりなのです。

地球人間は一刻も早く、どこかの段階でそのような想念境涯を卒業しなければなりません。意識進化を果たさなければ、この星の未来はなくなってしまうのです。地球界の進化のプロセスは、現在はもうすでに最終段階にあるのです。理性的な視野をもって、地球人間の想念状況を見渡すことができる人ならば、このままではいけないと、誰もが思わざるを得ないはずなのです。

この記事の冒頭に、《発生した段階で速やかに掃除をしなければいけない想念の動き》と書きましが、それは以下のような想いの動きです。≪自分と他人を別々に見る想い≫、≪自他を分離させて見る生命観≫、≪自分を守るために他を攻撃する想い≫、≪コンプレックスの裏返しで、自分を高みに置こうとする想い≫、≪弱肉強食の世界観≫等々。これらの想念が自分の脳裏をよぎった際には、言葉や行動に出してしまう前に、「出てきたなぁ、これで消える!」と思い、「地球人類はみな大生命の光線である!誰一人の例外もないのである!」と心のなかで宣言をしながら、深い深い呼吸をつづけて、いのちの光のなかに入り込んでしまうのです。宣言する言葉はそのままではなくても、自分がシックリくる言葉でかまいません。ただし、呼吸は、吸って、止めて、吐いての合計が、1分くらい(できる方はそれ以上でも可。ただし決してご無理はなさらないでください)になることを目安にされることをお勧めします。深い呼吸が苦手な方は、最初は1分ではなく、30秒を目標に始めるとよいでしょう。そして、さらに余裕のある方は、吸う時、吐く時に、鼻の奥(眉間の奥)で「スー」と音を出して吸い、同じく「スー」と音を出して吐きつづけることをお勧めいたします。なぜならばその音は、宇宙の呼吸音に近い波動の音であるからです。

なぜそれを行うことが想念の掃除になるかと申しますと、個々の生命は元々、宇宙が呼吸を始めたことから発生したのですが、ユッタリとした呼吸及びその呼吸音は、宇宙の呼吸及び呼吸音そのものを、肉体のバイブレーションをもって発することになるからなのです。宇宙の呼吸を、肉体のバイブレーションをもって発するとどうなるかと申しますと、チャクラという、生命光を肉体においてコントロールする拠点が活性化するのです。活性化するとどうなるかと申しますと、これまでは想念雲で遮ってしまっていて、100%流入させることができていなかった《いのちの光の大光明》が、想念雲の薄くなる割合が多くなればなるほど、たくさん肉体の中に入ってきて、肉体と表面意識の霊化が滞りなく行われることになるのです。

ただしそれは、幽界の未成仏霊の類が力を貸してもできるような、霊能力の類を発揮させることにはなりません。そうした低い境涯をスルーして、いのちの根源の世界につながる《生命光へのバイパス》を通る方法なのです。これは論より証拠で、まずは、ご自が体験してみてください。その場合には繰り返しますが、超能力や霊能力の類は発動しません。なぜならば、自らのハイアーセルフ(守護神霊・自らの生命の一部)が、表面意識がアセンションの脇道に逸れたり、落とし穴にハマらないように、最大限の導きをもって見守っているからです。

自戒オサオサ怠ることなく、自らの神性開発を淡々と行いつづけてさえいれば、宇宙創造につながる神秘力は自ずと自らの心身に現れますし、自他を差別し自己を優位にするような想念癖が現れることもない、宇宙的視野の境涯を自己のものとすることができるのであります。それは、特別な人だけがそうなるのではないのです。すべての人が、早い遅いの違いはあれども、そのようになる(次元上昇する)日が必ず来るのあります。