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人造された不調和を調和させるために(2)

(前回の続き)

その他の不調和物質・装置について

前述の武器弾薬といった不調和装置の他にも地球では、原子力や火力発電施設、各種工場からの有害な液体や気体の排出等で大地や河川・海、大気を汚染している問題もあります。

また、有害な人工調味料や各種食品の腐敗防止・鮮度保持・海産物や家畜の加工魚肉接着等を目的に製造されたその他各種の食品添加物等が人体に蓄積して、精神と肉体細胞の正常な構造維持・新陳代謝に悪影響を及ぼしている問題もあります

また、生活を利便化するために発明され使われている様々な機器や装置が、生物の生態系に悪影響を及ぼしている問題もあります。

それらのなかには、その機器に依存することで心身の退化を促す機器もあります。

私たち人類は、それら一見便利な道具や食べ物、地球環境をけがすエネルギーやそれらを使った各種施設や道具等に依存することなく、捨て去ることができるでしょうか?

それとも心身を退化させ、文明を破滅へと向かわせるそれらのものを捨てられないまま、自滅へとつづく道を歩むよりほかないのでしょうか?

動力エネルギーに見る不調和性

ネガティブな側面にばかりスポットを当てて紹介することはまったく本意ではないのですが、もう少し現状を正確に把握するために、感情想念を交えず地球上の問題点を観てゆきましょう。

次は、動力エネルギーにスポットを当ててみます。

各種の乗り物や工場で使われる機械等の工業的な燃料には、軽油や重油・ガソリン・石炭・天然ガス・電気・水素等々があります。

電力等の動力を得る手段としては他にも、風力や水力といった自然の力を利用した“一見不調和を生じないと思われがちなもの”もあります。

しかし、他の進化した星の世界から観れば、それらの動力源さえ、原始時代的な野蛮な不調和装置なのであります。

なぜならば、その力を利用することで無理な力が生じて、自然な状態の波動に無理矢理生じさせた破壊的波動を巻き起こすからであります。

風力発電、水力発電

風力発電

それによってたとえば、風力発電であれば騒音や景観の問題やバードストライク(鳥が巻き込まれて死ぬ)その他の問題があります。

水力発電

また、同じく一見自然にやさしく見える水力発電も、ダムを造る時点ですでに、森林や河川に生息する野生生物の住処を奪い、本来山から海へと自然に流れ来るプランクトンの栄養分(※プランクトンは海洋魚介類の栄養となる)を潤沢に海へ送り出させなくするために、ダムを造るだけで、山や河川の生態系のみならず海洋の生態系にも大いなる悪影響を及ぼしています。

火力発電、原子力発電

そして、言わずもがなの公害を発生させる火力発電や原子力発電は、人間生活の利便性をもっとも下支えしているものでありながら、それを使うことで地球環境を劣化させる最たるものです。

火力発電

火力発電の最大の問題は、化石燃料を燃やし電力を得る代償として、二酸化炭素や窒素酸化物・硫黄酸化物等を輩出して、大気を汚染しつづけていることであります。

地球の国々では、それらを減らす努力をしようとはしていますが、根本的に空気を汚さない方法は確立されていません。

植物による浄化に頼ろうにも、一方で森林の伐採を厳しく制限するでもなく、地球上の森林(植物)は年々減りつづけています。

植物が減るとクリーンな酸素がますます大気から減ってゆきます。

いずれこのままで進んでゆけば、水道水以外に水を買う時代が来たように、空気も買わなければ吸えない時代が来ないとも言い切れません。

原子力発電

原子力発電を使いつづけることも、未来永劫につづく災厄を子孫に押しつける愚かなる行為であります。

何がよくないのかをよく勉強して調べもせずに、「効率的だからモアベター」だとか、「空気を汚さないからクリーン」だなどという誰かの発言をよく考えもしないで大衆が受け入れることによって、原子力政策はそれにかかわる各国国民の知らないところで進められ、今日の抜き差しならない事態を招きました。

ということは、現在の世界に原子力発電所をつくった(つくらせた)責任は、政治に無関心な過去の私たち大衆にあったのであります。

大衆が監視の目を光らせて、政治家や役人がおかしな方向に舵を切らないかをチェックしていれば、もっと早い段階に、今ほど原発がつくられる前に、それらの施設をつくらずに済んだのであります。(なるべくしてなった事態であり、すべての運命には“たられば”はないのですが)

現在では、老朽化した原発の廃炉にどれだけの費用が掛かるか、当事者たちさえもわからない(天文学的金額であるため発表したくないと現実逃避している)有様です。

また、使用済み核燃料廃棄の問題は、避けては通れない問題であります。

“地中や海中に埋めて無かったことにする”か、「そのような問題はない、知らない」で押しとおす以外の知恵を、原発推進派の人は持ち合わせていないのです。

また、「我が国では、使用済み燃料は再処理するのだから、使用済み核燃料廃棄問題など無い」と強弁する向きもあります。

しかし、原発推進派の希望の星である再処理工場にも燃料漏れの危険が排除しきれないですし、同様の危険性は各地の原子力発電所にもある等、看過できない問題は山積みです。

そうした事々をよくよく吟味もせずに、6年前の大地震を原因とする大津波によって原発破壊(メルトダウン・水素爆発等)が起こったときに、あのとき日本に何が起こったか、その後どういう影響を世界にもたらしたのかを、喉元過ぎれば熱さを忘れるかのように、「まあ、しょうがないでしょう」、「ほかにいいものが無いんでしょ」などの浅慮をもって受け容れようとするのは、地球滅亡の片棒を気づかずに担ぐ愚であると言わざるを得ません。(次回へ続く)