記憶があるからこそ生きてこられた 人間という生物は、記憶があるからこそ生きられるという側面があるね。 例えば、何をどうしてそうすればこうなるというようなことは、体験に基づく記憶がなければおぼつかない。 人生を歩んでくうえで、「何をどうしたらいいのかまったく分からない。私は右も左も分からない」ってならないでいられるのは、それはひとえに記憶に助けられているからだ。 考えてみて。 「私はエレベーターの乗り方が分からない」「私は包丁やハサミの使い方が分からない」「私は歩き方が分からない」「私はしゃべり方が分からな ...