★半人半神から真性神類への移行期に
それがたとえ自業自得によるものであれなんであれ、きみたちの体験してきた今日までの苦労は、地球人類と生命の根源とを繋ぐ役割を果たすうえにおいて、すべてが活かされ役に立ってるんだよ。
そうだなあ、それはクリスマスん時の歌のなかで、「暗い夜道はピカピカのおまえの鼻が役に立つのさ」って歌われてるように、人類に神域の響きを届けるうえで役に立ってるんだ。
だから、いっつも泣いてたトナカイさんのように、「今宵こそは」って喜んでもいいんだよ。
地球界におけるきみたちの存在は、天地を繋ぐ絆の役割を担ってるんだ。
肉体にありながら意識進化を志向する人たちは現在、半人半魚ならぬ半人半神の姿で生きているんだよ。
きみたちは自分たちのことを、相も変わらぬ肉体人間だと思って生きてるかも知れないけど、きみたちがまばゆい後光に包まれて生きていることは、見る人が見れば単なる事実としてハッキリと視認出来ることなんだ。
だから常に、人間の持つ至高の神聖を発揮して生きていることにもっと自信を持っていい。
きみたちは今、半人半神から真性神類への移行期にあるんだよ。
なのに、きみたちは自信がなさ過ぎる。
それは、自神を自覚する習慣が薄いことに起因してるんだけど、もっと自信を持って、神聖なる意識を堂々と身にまとっていいんだよ。
文明文化が進んだ今では、地球上に住むほとんどの人たちは、各国各地の特色を活かした衣類に身を包んで過ごしてるけれど、大昔、地球に原生人類が誕生したときには、彼らはみんな裸の姿で生きていた。
★自神を深めて自信を持とう
だけどぼくたちから観れば、心の状態においては地球人のほとんどは、今でもほぼ裸の姿で生きているように見えている。
それはどういうことかというと、人間の真性に基づいた神聖を発揮して生きていないということだよ。
だからどんなに肉体身を物質布でゴージャスに着飾って見せても、心の乏しさは隠し切れてないんだ。
せいぜいが、布きれ一枚で体の一部を隠して暮らしてる程度なんだよ。
肉体世界においても、文明文化の発達していない地域ほど、身にまとう衣類も乏しいものを身に付けてるでしょ。
それと同じだよ。
似合うとか似合わないとかジャッジしてる暇があるのなら、そんなことしてる間に自神を深めて、神性意識という名の神聖なる衣類を身にまとっていいんだよ。
それは遠慮する必要なんかないことで、そうすればもっともっと、今よりも豊かな心で生きられるんだよ。
そのためには、自己認識を深めることだ。
「この私のいのちは一体全体いかなるものか」って、生命に対する探究をつづけるんだよ。
そうすれば、一人残らず行き着くのは、いのちの源にある光の世界だよ。
みんなそこから生まれ出て、一つの大元から分け現れた存在であることを知るに至るんだ。
そうすれば誰もが、眉をしかめた苦々しい表情が、眉の伸びた明るい光を湛えた表情に変わるんだよ。
どんな体験も、すべてがよりよくなるためのプロセスでしかない。
だから明るい希望を胸にいだいて、輝ける未来を築き上げてね。