Voice of Cosmic Brothers 224 心の診察によせて(後編)
(前回の続き) ★酸化した小我の想念を大いなる生命光に還元する方法 きみはきみ自身のすべての苦悩を無くす鍵を持っている。 それは他の誰も持ち得ない。 なぜなら、外に感じる想いはすべて心の内の投影だからね。 物質化した苦悩も、精神的な苦悩も、全部一人一人の個人がつくり出した幻だ。 この事実をハッキリと自覚して認めたとき、きみの世界は忽然としてすべてがよくなる。 その時きみは、グチャグチャに絡み合った糸がほどけたかのように、あらゆる運命の全貌を知るに至るんだよ。 そのためには、心の診察をすることだよ。 それは ...
Voice of Cosmic Brothers 223 心の診察によせて(前編)
★心の診察を自分で出来るようになろう ある病気を治そうとした場合に、医者の側から見れば、診察をして現状を把握したうえで必要な治療法を定めたあとに、初めて治療を施すに到るでしょ。 何が悪いのかもわからないまま当てずっぽうで治療したり、患者の希望する治療法をそれが適切かどうかを精査もしないでして差しあげるお医者さんはいないよね。 けれども患者の側に立つと、適切な事前の診察が必要だという観点が抜け落ちて、とにかく早い治癒・治療を希望する人が多いね。 何を言いたいのかというと、正しい現状把握もなしに、短絡的に良い ...
Voice of Cosmic Brothers 222 霊的観点から観た男女がともに生きることの真の意義 (7/7)
(前回の続き) ★個人が行うべきことは内なる男性性と女性性の統合調和のみ そんな繰り返し、もういいでしょ。 きみにはきみにピッタリの異性が必ずいる。 それは今の相手がそうかも知れないし、違う誰かかも知れない。 今そういう相手のいない人は、自分の内側を調えておきさえすれば、これから必ず巡り逢うことが出来る。 また、その相手が今のパートナーと違う誰かの場合の注意点は、焦って相手を変えようとしないことだよ。 本当の出逢いというのは、自分の内側が調いさえすれば自然と訪れて、いつの間にか自己の世界が変わるものだから ...
Voice of Cosmic Brothers 221 霊的観点から観た男女がともに生きることの真の意義 (6/7)
(前回の続き) ★男女それぞれが内包する男女性の統合 どちらにしてもこれからの人類は、男性はみずからのなかの女性性を呼び覚まし、元来の男性性とほどよいバランスで生きることを学ばなければならないし、女性はみずからのなかの男性性を呼び覚まし、元来の女性性とほどよいバランスで生きることを学ばなければならない。 ということはどういうことかというと、その一端をいえば、男性は自己中心的な攻撃性を中和して包容力を持つことを学ばなければならないし、女性は今まで押し込めていたみずからの意志をハッキリと表明できるだけの勇気を ...
Voice of Cosmic Brothers 220 霊的観点から観た男女がともに生きることの真の意義 (5/7)
(前回の続き) ★みずからのパートナーシップを一対の関係性から一体の関係性へ進化させるために その点、女性のほうは、条件が整ってさえいれば、肉体としても新たな人類をその身に宿し形成して、産み育てるという実体験をできる分、みずからに内在するすべての産みの親である宇宙創造心を自覚しやすいといえる。 ここで注意して欲しいのは、奥さんが子どもを産めない体であったり、ご主人の精子に異常があって子どもに恵まれないご家庭が、人としてあるべき役割を果たしていないとは言い切れないということだよ。 ここは大事なとこだから、な ...
Voice of Cosmic Brothers 219 霊的観点から観た男女がともに生きることの真の意義 (4/7)
(前回の続き) ★男女それぞれの特性 ~ 共通する事と異なる事 ~ 「なんで?」と思う人のために、どういうことかをここで説明しようね。 まず、宇宙の発生時に大元の波動が七つの光に分かれて現れたって話は前にしたよね。 その七つの光を詳細に観ると、どれもプラスとマイナスの波動で成立しているんだよ。 それで、プラスのなかにはプラスとマイナスがあり、マイナスのなかにもマイナスとプラスがある。 このプラスとマイナス(陰陽)というのは、どちらが優れていてどちらが劣っているというものじゃあない。 これは役割の違いがある ...
Voice of Cosmic Brothers 218 霊的観点から観た男女がともに生きることの真の意義 (3/7)
(前回の続き) ★心の結婚が出来る相手と出会うために 今回はそのファミリーを形成する核となる存在……、夫婦に焦点を合わせて観ていこうね。 なぜならこのことは、地球人類が意識進化するための最重要ポイントともいえる大事な関係性だからね。 いいかな。 それで、ここで一つ認識しておいてもらいたいことは、ぼくたちがここで「夫婦」と表現している男女の関係性は、必ずしもきみたちの国々が個々に制定した法律や憲法上に規定された【結婚】を意味するものではないということだよ。 ぼくたちが観ている「夫婦」というのは、互いの心が、 ...