前の同名記事
(前回の続き)
★星の天地の創生及び進化創造 について
人々が何かを想う、その想いの力によって、それぞれの星の人類は、個々の天地を築きあげてきたのだし、これからもそれは変わらない。
「じゃあ、なんで最初から完全無欠な意識の用い方ができる人類を創らなかったんだ?」って思う人がいるかも知れないけど、星の天地の創生とその進化創造というのは、何処の星でも一番波動の精妙な世界から一番波動の粗雑な世界にまで波動圏を拡大して、その一番波動の粗雑な次元天地に、波動が最も精妙な世界の様相を映し出すことを以て、第一段階の進化を成就する法則性のなかにあるからだよ。
だから星の進化創造のプロセスで、その星の人類がいったんはみずからの生命の本質を忘れてしまったとしても、そのことを以て、ダメだとか悪いとかの評価をすべき筋合いじゃあないんだよ。
不完全な様相というのは、何処の星もがとおる一過性の通過点だからね。
仮にその過程を何度も繰り返してたって、宇宙時間から俯瞰すれば、それはまったく大したことのない"一時的な状況"に過ぎないんだよ。
永遠につづく不調和にあえいでいる星など、宇宙の何処を見渡してもない。
どの星もそれぞれの成長の過程を経ながら、必ず神性をよみがえらせた大調和世界の創生段階へと進んでゆくもんなんだ。
それは、地球世界も多分に漏れずなんだよ。
だから、「今の世界情勢がどういう状況であっても、それを以てネガティブな評価を下してはいけない」と言うんだよ。
そのように、神域の意識からすべてを俯瞰する眼力を身に付けるためには、やっぱりまず最初に、自分自身の本質が神性にあると認めることが大事なんだ。
自分をそう思えない人は、どんなに良心を培おうとしたって、宇宙創生の叡智がいのちの奥から湧きあがって来ないから、二元対立的観念の牢獄のなかで右往左往するだけだからね。
★地球人類の神性のよみがえりが
地球世界完成の鍵
ということは、見るもの、聞くもの、触れるもの、すべてに神性を見いだす神眼の眼力がよみがえって来れば、自然とすべてがうまく運ばれてゆくんだ。
一例を挙げれば、自分を真に愛することができる人は、他をも真に愛することができる。
自分に神性を見いだす人は、他にも神性を見いだすことができる。
自分を真に活かせる人は、他をも真に活かすことができるんだ。
そのように、地球人類すべての神性のよみがえりを促進する以外に、地球世界を完全調和に導く術など無いんだよ。
そのことを肝に銘じて、きみ自身の神性の全き発現を妨げている不安や恐怖の想いを成仏させることだよ。
尾篭な例えになるけれど、そんなの(不安や恐怖の想いなどは)体内に蓄積して、現れ出ては消え去るオナラみたいなものだよ。
現れたら一時的に漂っても間もなく消えてしまうでしょ。
それとおんなじで、不安も恐怖もその想いの動きをつかまなければ、自然に消滅していって、やがて残るのは、いのちの輝きに根ざした神性意識のみ、ということになるんだよ。
この理をよーく心に刻み込んで、どんどん明るい想いを発して、それを元にした言葉を語り、行動を心がけてごらん。
そうすれば、きみの心の空を覆っていた不安や恐怖の雲はやがて晴れて、いのちの太陽が輝かに燦々と降り注いで来るのだからね。(終わり)