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(前回の続き)
★あの世とこの世は密接に影響を及ぼし合っている
彼らはみずからの思い込みがあまりにも深いがために、守護の神霊が明るい世界に引き上げるために何度引っ張り上げても、みずからの意思でそのたびにまた、逃げるように苦界へ飛び込んで逆戻りしてゆく。
それで、その響きが子孫であるきみたちの運命にも悪影響を及ぼしているってわけ。
それは直接的に霊障として影響を及ぼしてるケースもあるけど、多くの場合には、明るくない想念習慣として影響を及ぼしている。
この話を読んでるような人たちのあの世にいる親類縁者たちは、きみたちが肉体界で意識進化した恩恵により苦界の学びを卒業して、今は光り輝いた世界で地球界救済のために働いているのだけれど、子孫である現生人類の意識レベルが迷いの世界にある場合には、おしなべて先祖たちの境遇も苦界にあえぐ人が少なくないんだよ。
だからこそ、そういう人たちすべてを救いあげるために、菩薩的使命を持って立ち上がり、今生に誕生してきたきみたちのような人は、意識レベルがある程度まで育ったなら、そうした世界のあることも知って、しかも目をそらさずに直視して、迷える人々を救いあげなければならない。
あの世はあの世、この世はこの世というように、離ればなれで無関係ならまだしも、個人の運命も地球全体の運命も、あらゆる階層レベルにおいて密接につながり合って影響を及ぼしているからね。
それで、肉体界に近い迷いの世界の波動というのは、特に現生人類に影響を与えやすいんだよ。
なぜなら多くの地球人類が、肉体にありながら精神は苦界に生きているからね。(波動の一致する人々が響き合うということ)
そうであるからこそ、あの世で迷ってる人々の行状がこの世の運命をも左右している事実の一端でも知ることができれば、誰もがみんな襟を正して生きざるを得なくなるんだよ。
どんなにその人が、「自分は全体の足を引っ張る気など毛頭ないし、そんなことしてない」って思い込み強弁してても、自分の頭の上の蠅さえ追い払えないような生き方をしてたなら、その人は地球の未来を暗くしてるといえるんだ。
頭の上の蠅というのは、自分の感情想念のことだよ。
神性意識の表れであるところの理性や知性を以て、エゴに基づいた喜怒哀楽を制御出来ていない人の意識レベルというのは、ことごとくが幽界波動圏以下に常住している。
一人の例外もなくね。
それらの苦界というのは、何度も言うけど、なにも死んだ後だけに行く世界じゃあないんだよ。
肉体に入って生きてる間にも、意識の常住次元がそれらの世界にあれば、その人は幽界や地獄界・暗黒界などの住者だといえる。
だから過去に何度か話してるけど、きみたちの言葉でいう『この世』というのは、あらゆる次元階層の住者が一堂に集う【意識の万博博覧会場】だっていうんだ。(次回に続く)