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(前回の続き)
★これからの寿命
ここでぼくたちがさっきの質問に対する回答を答えるのは簡単だけど、今回は答えないから自分の心に問いかけながら考えてみてね。
ヒントは過去の話のなかにたくさん散りばめられてるから、それらを読み返せば、現時点ではわからない人も、きっと答えを見つけられるだろう。
それでここでは、これからの地球世界における寿命のあり方がどうなってゆくのかについての話をしよう。
このことは、先に霊化した世界に生きる他の星々に住む人たちのあり方を観れば一目瞭然だよ。
たとえば、ぼくたちの世界では、地球時間に換算して、数百歳までも若さを保ちながら生きて、あの世に帰るときを決めるのも、自分の意志で決定することが出来る。
なぜそうできるかというと、命の運行を司る神性を、自分の表面意識に自覚して生きているからだよ。
人は本来、いつ肉体を脱ぎ去るかをも、みずからが決めることの出来る生きものなんだよ。
それを知らないか知っているか、そこがきみたち地球人類と、ぼくたち宇宙人類の最大の違いなんだ。
余談だけど、地球上でも大昔は、天孫時代の記憶を子々孫々へ伝えて、みんなが寿命を一人一人自由に決めて、霊界移行(死去)してた時代があったんだよ。
だけどいつしか、西欧を中心に発達した物質至上主義や科学万能主義を自分たちの生活に取り入れてゆくなかで、そうした精神性に根ざした記憶は人々の心から忘れ去られて、まったく思い出せない人ばかりになっていった。
それは、誰もが「肉体こそが自分たちだ」って思い込んでしまったからだよ。
要は、人間を物質だと誤解してしまったんだね。
そうして今日に至るまでのきみたちは、全意識中における極小の顕在意識に自己限定して、肉体の殻に閉じこもってしまったものだから、生命の運行に関する権能は、本人の代わりに内部神性である守護神意識が司ってきた。
だけど現代の地球上では、そうした真実を思い出して、自己責任による運命創造を行う人類が現れ始めているんだよ。
彼らは自分の死ぬ時期をも、みずからの意志で決定するまでに意識進化してきているんだ。
そのことが何を意味しているかというと、寿命さえも自己意志で決定する権能を持った名実ともなる神性人類が、地上に現れ始めたということだよ。
ということは、やがては地球上でもこれからの人たちは、ぼくたちの世界のように、何百歳までも健康で若々しく生きる人ばかりの世界になってくんだよ。(次回に続く)