★自分を本当に変えるために知るべきこと
誰かのいいお話を聞いて、「自分には出来ない、無理だ。あの人は特別なんだ」って思うようなことはないかな?
今日はそんな人へ向けた、勇気がモリモリと湧き上がる話をしよう。
だいたい意識進化を志すような人というのは、「今のままの自分じゃあいけない。自分を変えたい。変わるんだ」って、思ってる人が多い。
けれども、変え方のコツがわからないもんだから、モクモクと煙を立てて湧き起こるマイナス想念に引き戻されて、歩いてきた道を引き返して、元の木阿弥にしてしまってる人が多いんだな。
それはとってももったいないことだ。
そこでそうならないための方法は、意識の基礎工事をシッカリと行うことだよ。
ほら、建物を建てるときなんかに、基礎工事というのをやるでしょ。
ちょうどあれと同じようなことで、心の土台部分がシッカリしていない場合に、想いがあっちへフラフラ、こっちへフラフラしてるんだ。
それで前にも話したことがあるかも知れないけど、今日は意識の基礎工事ってのが何を意味してるのかってのを改めて話そう。
★意識の基礎工事 初歩三箇条
まず第一に、人間生命の本質がどういうものかを知ること。
これはもう、ぼくたちの話を繰り返し読んでる人には目にタコができてるような話だね。
そう、神性だ。
それを知って、自分の考えそのものに落とし込むことだよ。
それはまた、宇宙を創造し動かしている大いなる智恵、無比絶対なるエネルギーの源泉にある意識だといってもいいね。
二番目に知るべき事は、その無限なる創造の叡智が、宇宙の他の星から降り立った地球界で、肉体という不自由な身体をまとった輪廻転生を繰り返したことによって、だんだん忘れ去られていって、ついには完全に忘れ果ててしまって、自分たちのことを不自由かつ不完全で、なおかつ不調和な存在だと思い込んでしまったってことだよ。
それは想念の性質からいえば、各種の欲望や恐怖や悲哀や憎悪そのもので、それが心の空に暗雲として垂れ込めてしまって、いのちの光の生命太陽が薄暗く、わずかにしか届かない状態になってしまったんだ。
そして三番目に知らなければいけないことは、そうした生命の本質と各種のカルマ波動の違いを、截然と見分ける訓練が必要だということだよ。
これらの『意識の基礎工事 初歩三箇条』をシッカリと行ったうえで、いつも言う『ゆったり悠々とした呼吸』をいつもしていれば、必要な智恵や叡智、そして行動力が湧き上がってきて、みずからが自身を変えることが容易になってくるんだ。(次回に続く)