Voice of Cosmic Brothers

Voice of brothers 25 つながりについて

★人はつながりのなかで生きている

人は本来いろんな存在とつながり合って、命を維持している生物のはずだね。

何もの何ごとともつながりをもたずに、命を維持するのに必要なすべての要素を、みずからが生成して生きている人などいないよね。

極端なことをいえば、誰の世話にもなりたくないと、山奥にこもって暮らしてる人でさえ、地球の文明文化とか、空気や水や大地とかに、一切合切世話にならないで、独自の文明文化を築きあげて、完全なる自給自足で生きてる人なんかいない。

みんな、誰かや人間以外の何かのおかげで生きている。

そういう意味では、今日の話に直接の関係はないけど、「おかげさまで」という日本語は、とても美しい言葉だといえるね。

人・動物・植物・水・大気・鉱物・星々……、みんながいろいろなつながりのなかで、互いに影響を与え合い、受け合いながら生きている。

そこには、眼に見えるつながりもあるし、見えないつながりもあるけれど、そうしたさまざまなつながりがもしもなかったとしたなら、人は一瞬たりとて生きてはいられないね。

なのに、多くの地球人類の想いは、その事実をついつい忘れてしまって、自分の力だけで生きてると勘違いをしていることが多いよ。

★つながりを忘れて生きる人々

そういう当然のことを忘れて、つながりを有り難いとも思えずに、平然としてられる人が相も変わらずにいるのはなぜだろう?

人付き合いが苦手だからと家族のすねをかじって、家に年中引きこもっている人がいる。

都会を逃れて田舎でノンビリと、ガチャガチャとした世間に対して、我関せずで生きようとする人がいる。

種々な人との関わり合いのなかで、何もの何ごとにも感謝の心を持てずに、気に食わぬものには、すぐに苦情を言わずにいられないクレーマーがいる。

一番多いのは、身近な人の愛情や、普段の健康があまりにも当たり前過ぎて、周囲の人や自分自身の肉体さんに感謝の想いを抱けない人だ。

そういう人としての基本がなってない人は、いざ地球が危急存亡のときに、電気をつくったり、電柱や電線を立てたり、延ばしたり、それらを保守したりする人がいなかったらどう動くだろう?

電話もインターネットもテレビも使えなくなって、すべての通信が遮断されたらどうするだろう?

水道が止まって、生活に使用する水が無くなったら、どうやって暮らすつもりなのだろう?

いろんな食材や食品をつくったり、採ったり、流通させたり、売ったり買ったりできない事態になったらどうする?

着る服が店頭に並ばなくなって、自作するにも布が流通しない世界になったなら、一生涯同じ服を着て、不平を言わずに過ごせるかい?

道路が大地震で壊れて、それを直してくれる人がいなかったらどう?

住んでるところが大津波や大竜巻に巻き込まれたあと、重機が無かったら町の片付けはどうする?

ゴミ収集をして燃やしたり埋めたり、分別やリサイクルをしてくれる人がいなくなったら、きみはゴミをどう処分する?

自家用車や公共の交通機関を動かすエネルギーが 手に入らなくなって、移動手段が江戸時代にまで逆戻りしたら、きみは不満を述べずにいられるかい?

それがどんな家だとしても、愛する人とともに暮らせる家があり、ささやかでも支え合って暮らしていられる幸せを、どうして素直に言葉や行動に表して伝えないのだろうねえ。

それに、「自分は身寄りが無い」と思ってる人だって、必ず誰かや何かのおかげで生きていられているのは、まごうことなき事実じゃないか。

281031

★今という時代を後悔しないで生きるための方法

当たり前の今日が明日もつづくと、誰が断言できるの?

一瞬先さえどうなるかわからないような、地球の歴史上未だかつてなかった激動の時代を生きているのに、その時間を無自覚に生きているのは、あまりにも無責任かつもったいない生き方だと、ぼくたちは時々、歯ぎしりするような想いで観ていることもあるんだ。

すべては完全なる完成へ向かうプロセスだから、本当は後悔する必要なんてないんだけど、各自のこだわりが後に、自分自身を責め裁くこともあるから言うけれど、事が起こってから後悔したって、すべては後の祭りだよ。

だからこそ、すべての人が今すぐ即刻やらなければならないことは、今を大切にして、交流するすべてを慈しんで、愛と感謝の想念行為を、命をかけて実行することだよ。

自分のいのちを燃やして、日々を完全燃焼して生きるんだ。

今日のエネルギーは、今日使い切って生きるんだよ。

そうして、いつもスッキリサッパリとした明瞭な意識を保つんだ。

いのちを燃やしきって不完全燃焼させなければ、疲れが明日に残ることはない。

自分自身をいつでも空っぽにしておくことがいいんだ。

そうすれば、翌朝起きたときには、また新たな生命エネルギーに満たされて、すべての存在とのつながりがありありと実感できてきて、自分を生かしてくれるすべてに対して、心からの感謝しか出てこない全感謝の心境が開けてくる。

そのように開けた境地の心眼で観れば、自分の感情にとって不都合な言動をするような人さえ、自分自身を磨き高め上げてくれるために、そうした役割を買って出てくれていたことがわかってくるんだよ。

それはどういうことかというと、相手や自分の守護霊さんの心が意識に写ってくるから、カルマ想念の好き嫌いに関係なく、そのような奥の真実が手に取るように理解できるんだね。

そこまで行けば、世界がどのように変化したとしても、プロセスにとらわれて、不平不満を垂れ流す愚を犯すことはなくなるから安心していい。

人間想念は今まで、自分勝手な感情でもってつながりを求めたり、つながりを拒絶したりと忙しかったけれど、ひとつだけハッキリと言えることは、誰もがすべてとのつながりのなかで生きているということだよ。

そのつながりのほつれを直すんだ。

そのための一番の方法は、自分と自分の関係性を調和させることだね。

別の言葉でいえば、内なる世界の平和を一足先に達成することともいえる。

そうすれば、内面世界の調和が外面世界に写し出されて、あらゆるつながりとの関係性が調和してくるんだ。

そのためにはやっぱり、深い呼吸が一番いいんだよ。

呼吸を深くした状態を継続してさえいれば、精神細胞さんも肉体細胞さんも常に新陳代謝して、古いものが昇華するからね。

そうして生きてさえいれば、誰でも苦労少なくアセンションを果たすことができる、というわけなんだね。

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