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(前回の続き)
★真実の強さと弱さ
本当に強い人というのは、その強さでもって他を押しのけたり、自己の思いのままに蹂躙したりなどはしないんだよ。
今まで地球人が考えてきた"強さ"と"真の強さ"というのは、まったく性質の違うものなんだ。
悪知恵が働いて口が達者だとか、お金や権力があるとか、腕力や武力があるとか、そんなのが真の強さだと思い違えてはいけないよ。
真の強さというのは、すべてを産み育て、護り育む力のことをいうんだ。
また、真の強さとは、意識の芯が宇宙法則である大調和の軌道に乗っているから、互いの持ち味を認め合い、活かし合って、天地間に生きるすべての生きとし生けるものと大自然の安寧を保証しながら、人類が本来持つ無限の叡智を活用して、完全平和な世界を築き上げることが出来る力のことをいう、ともいえるね。
そういう意味から観たなら、今までの強さに対する地球界の観念が、とても自己中心的で、強さとはまったく無縁な弱さだったということがわかるでしょ。
今まできみたちが強さだと思ってたことは、弱さ以外の何ものでもなかったんだよ。
弱いからこそ、威嚇してたんだ。
弱いからこそ、攻撃したり、防御したりしてたんだ。
弱いからこそ、泣き寝入りしてたんだ。
弱いからこそ、ふてぶてしく無神経に生きてたんだ。
そんなのはとてもじゃないけど、いのちをホントに活かして健やかに生きてる姿だとはいえない。
きみたちはこれから、本当に強い神性に基づく人間性を発揮して生きてく段階に入ってくんだよ。
★今年一年で飛躍的な意識進化を遂げるために
もう入っている人もいるけれど、今までの惰性にかまけた弱さをいのちの光のなかに還元して、宇宙大に拡大した意識で生きてゆくんだ。
その生き方の先にこそ、宇宙全体の進化向上のために生きてゆく神性文明時代の生き方がある。
それは、すべてが神霊波動と化した世界(宇宙社会に適応した世界)を確たるものとすることで、そうなるかならないかは、一にも二にも、きみたちの意識のあり方にかかってるんだよ。
そういう意味でも、本物の自信を養い、真の強さを身に付けなければいけないね。
本物の自信というのは、自身を自神に次元上昇させた状態のことだって、前にも話したことがあったよね。
人が人たる真の由縁を思い出すんだ。
そうすれば、すべてが脆く弱々しい粗雑な波動圏を、精妙な神性波動圏にアセンションさせることが出来るんだよ。
すべての自然や他の生物の運命は、ひとえに地球人類の生き方に委ねられている。
この星を死の星にするのか、真に再生したいのちの星にするのか、きみたちの生き方がその方向性を左右するんだって事実を忘れないでね。
心の奥にある新年の指針を受け取って生きる人は、今年一年、飛躍的な意識進化を遂げるだろう。
そして地球を再生させるんだ。
そのためにも、真の強さをその心身に修めてほしい。
神々天使の救済力は、きみたちの心身をとおしてこそ、発動するものなのだからね。(終わり)