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(前回の続き)
★地球界の喫緊の課題 ~ 人類意識の次元上昇
知能の高い人というのは、認識力と表現力って話したインプットする力とアウトプットする力という二つの能力を、両方ともに使いこなせる人のことをいうんだよ。
それで、知能という能力を上手く使いこなしてる人々をよくよく観察すると、そこには拠って立つ常住想念に次元の違いがある。
そういうことからして、表面的な知能が高ければなんでもいいってわけじゃないのがわかるでしょ。
IQが高いとか低いとか、そんなの一面的な測定でしかないんだよ。
意識が幽界次元か肉体次元に張り付いている人は、真理から外れた当然認識を持っているもんだから、知能が悪知恵や非理性に傾きやすいし、それらの人々は持てる知能を誤用して、生けるものすべてと大自然の安寧並びに人類社会の調和を妨げる方向へ世界をいざなう傾向がある。
そうなって困るのは、あに人類ばかりではないね。
地球上に住むすべての生物も大自然も、みんな人類の行状には困らされている。
だから、人類が持つ知能というのは、常に神性に根ざした大調和を志向する働きであることが望ましいっていうんだ。
そこまでいかなくてもせめて、地球人類の意識を霊界次元の中位以上に常住させることが出来れば、人々が個々の持ち味を活かし協力することで、世界全体の調和に画期的な貢献を成すことができるようになるんだよ。
残念ながら、現在までに存在した表面上の知能が高い人々は、幽界から霊界下層域に常住想念のある人ばかりだったから、これまでの発明・発見、並びにそれらの運用は、何かに利することがあっても、他の何かを害するものだったりした。
★生命根源のエネルギーを地球界に展開する者として生きるために
例えば、エネルギーを開発してそれらを運用するようなこと……、石油や石炭の資源開発・運用などは(その他の新しいエネルギーなんかもそうだけど)、現代文明を利するその一方で、利権に群がる輩を蔓延らせ、国と国との駆け引きの材料にもされ、それだけにとどまらず地球の大地や海、空気なんかを汚すだけ汚して、大気のバランスが崩れて、極端な寒暑や天候の異変が頻発する状態にまで自然界を追い込んでしまった。
原発やダムなんかの運用や、その他の工業のあり方なんかも、一部の利のためにその他多くの計り知れない損害をもたらしているでしょ。
要するに、今までの発明・発見というのは、完全調和したものではなかったから、それを使う人々が利得と損害の両方を享受せざるを得なかったんだ。
だけどこれからは人類みんなに、神性に根ざした知能が現れ始めてくるから、霊化しつつある地上波動の変化と相まって、何ものにも害をもたらさない完全にクリーンなエネルギーが現れてくるんだよ。
でもそれは、今も言ったように、神性に根ざした知能が人類に表面化してこないとそうはならない。
なぜならば、その究極のクリーンエネルギーは、すべてを生かし存在せしめる宇宙生命の根源から現れ来るものだから、それを地球界に展開する代理者である人類が、せめてその意識次元に近いところに住まわなければ、そうした波動が天地に現れてこないからね。
それで、神性の復活とか、意識進化とかって、口酸っぱく話してるんだ。(つづく)