人間界全体の想いのさまを俯瞰してごらん。 「自分はなんのためにこの世に生まれてきたんだろう?」 「この命はどこから来て、肉体に止(とど)まり、死んだら何処へ行くのだろう?」 「私はいったい何者なんだろう?」 そうした哲学的な命題を探求できている人たちは、やがて生命の真実に辿り着いて、いのちの本質を自分のものにして生きるに至っているでしょ。 じゃあ、そうした命題が心に思い浮かぶこともなく時を過ごしている人たちは、いったいどんなふうに人生を過ごしているだろう? 「昨日の続きの今日」や「今日の続きの明日がある」 ...