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夏の記憶

★歴史に埋もれた声なき記憶 8月9日は73年前、長崎に原爆が投下された日だった。 夏が来るたびに思い出すことは、戦争を知らない世代の私が戦争を体験したある夏の日の長崎の地における記憶だ。 約30年前の蒸し暑い夏の日、私は同僚の実家へ泊まりに行き、そこのご家族と一緒に長崎原爆資料館へ来ていた。 そして、様々な展示物を見学しているうちに、私の...
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希望のミライ(後編)

 前の同名記事 (前回の続き) 幽界が表面化した時代のなかで このような世界では、意識進化を志向して生きているか、または、その段階を超えて神性意識を生きているかの場合を除き、昨日の常識を今日の常識として生きる多くの人々の心にあっては、浮かび来る感情想念の抑制が次第にきかなくなってゆかざるを得ない。 肉体人間からすれば幽...
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希望のミライ(中編)

 前の同名記事 (前回の続き) 見えない導きの実例 それに関する実例をひとつ挙げよう。 ある地方に住む二人の子を持つ女性(ここでは母親と呼ぶ)が、定期検診で癌の早期発見をして病院に入院し、切除手術を受けることになった。 十日間ほどで退院できると医者からは言われていたため、夫と子どもたちには、「入院してる間不便をかけるけど...
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希望のミライ(前編)

未来のミライ 数日前の自宅でのこと、『未来のミライ』という映画を見に行こうと思い立ち、スマホで映画館の予約しようとしたときに、映画名を思い出せずしばし考えたあと、フッと私の脳裏に浮かんだのは『希望のキボウ』という言葉だった。 その後、すぐに間違えに気付き、「違う違う、『未来のミライ』だ」と思い直し、心の中で苦笑したあとで、「今の私には"未来"は"希望...
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幸せの青い鳥

幸せの在処 ベルギーのメーテルリンクという方が書いた『青い鳥』の話は、人間が意識進化するうえでの大切な方向性を示唆している。 その内容を簡単に表現すると、「"見つけ出して手に入れれば幸せになることが出来る"とされている"青い鳥"を探しに、チルチルとミチルが色々なところへ冒険に出掛けるのだが、青い鳥だと思って連れ出した鳥の色が他の色に変色してしまったり...
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気づきを心身の外に見いだすことについて

自分自身を褒め称えよう 誰かの素晴らしい話を聞いたり、読んだりしたときに、その話した人、書いた人を讃美する人は多いが、その内容に共感もしくはインスパイアされて新たな視界を切り拓いた自分自身を褒め称える人は少ない。 その話なり文章に出逢い、共感したりインスパイアされた体験を経て自分自身を高めることができた原因は、究極的には自分自身のおかげなのである。 ...
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主権在命(後編)

(前回の続き) 主権在命 また、そのような自立した精神性を養うためには、自己の心内に、宇宙の真理に則した生命観を確立していなければならない。なぜなら正しい生命観のない人には、国家を善導する叡智が生命の深奥から湧出して来ないからである。 私たち人類の命の在処(ありか)は本来、単なる物質的肉体にあるのではなく、生命光としての意識体にある。この生命光が肉...
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主権在命(前編)

主権在民 主権在民という言葉がある。この言葉の意味は、国家の主権は日本国民にあるということで、言い換えれば、国民ひとりひとりは国家の主権者、運営者だということである。なので本来は、私たち国民個人個人が国家を運営する側の意識を持ち、国家のより良いあり方や行く末を常に意識しながら生活しつつ、それらを決定し運営するみずからの権限を、国民の代表たる国会議員に委託す...
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現在と未来 ~ 衆議院議員選挙によせて(後編)

(前回の続き) 在るがままの未来へ向かって もっと霊的に深い面から観れば、日本国が滅びるようなことがあっては、地球全体の滅亡が確定してしまうので、そうなっては多くの星々に迷惑を掛けることをとくとご存じの先に悟った神霊界の人々や、宇宙の兄姉たちが、遠い昔から日本の国体を守っていたり、国家と世界の平和を祈りつづけに祈っておられる天皇という霊的真空が実在してい...
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現在と未来 ~ 衆議院議員選挙によせて(前編)

有りのままの現在のなかで 衆議院議員選挙の時期が近づいている。 この時期になるといつも思うことは、積極的にこの人に当選してもらいたい、この政党に政権を任せたいと思える政治家や政党のないことだ。 それは霊的に観れば、さもありなんと思われることで、日本人全体の表層想念における集合意識レベルがストレートに反映された人物ばかりが立候補しているからだ。 ...
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人を幸せにしたいなら

小林麻耶さんのブログ記事に見るハイアーセルフの導き方 小林麻耶さんの最近のブログ記事のなかに、自分自身のハイアーセルフからの導きというものが、縁ある他者の口をとおして語られることもある(内なる直観・閃きにかぎらず)という好例を見たので、この場に紹介させていただきます。 『人を幸せにしたいならね、 まずは自分が幸せになるんだよ』 『自分...
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ドラえもんの名言に想う

ドラえもんの名言にある自分 「どっちも自分が正しいと思ってるよ。戦争なんてそんなもんだよ」 これは、かのドラえもんの名言ですが、大きくは戦争も宗教対立も民族紛争も、小さくは個人間におけるマウンティングも諍(いさか)いも、すべては自己の体を“他人と離れた自分”と認識する想念習慣がその元になっています。 私たちはこれまで長い間、他人とは違う...
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アメリカのパリ協定離脱に想う

アメリカのパリ協定離脱の影響について アメリカ合衆国が、正式にパリ協定離脱を表明しました。 このニュースに対して、いくつもの国家や組織、たくさんの個人などが、懸念や批判を表明しておりますが、温暖化に対する全地球的な取り組みは、今後どのように変化してゆくのでしょうか? ここから先の内容は、私の個人的な意見であることをお断りしたうえで、今後の展望に...
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我が身かわいさのアセンション(後編)

(前回の続き) 利他想念を正直に見つめよう ゆえに人は誰でも、意識進化がある程度進行し、利他の心が標準意識になったと、自他ともに認める時期が来たならば、そのみずからの発する利他想念が、みずからを抑圧していないかどうかを、正しく審神(さにわ)する必要がある。 このことは、どんなに「そんなことあるわけ無い」と否定をし、見て見ぬふりをしたとて、真の意識進...
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我が身かわいさのアセンション(前編)

 自分を真に大切にした生き方とは、生命を敬い、その力をいつでも最大限に発揮したした人生を歩めるよう、みずからの心身を調えた想念言行をなしつづけること。  低次元の我が身かわいさの想いをいつまでも手放さない人は、時に他者のそれと擦れぶつかり合い、そこに不調和な現実を創出する。(地球上で繰り広げられている最底辺の生き方)  突き詰めて観れば人は誰でも...
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兵どもが夢の跡に想う

芭蕉の俳句に想う 松尾芭蕉の俳諧(はいかい)『おくのほそ道』に、「夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡」という歌があります。 芭蕉が奥の細道の旅へ向けて江戸を発(た)って約1ヶ月半後、平泉の高館(たかだち)の地にて奥州藤原氏三代の栄華のはかなさを詠んだとされる歌です。 なぜこの歌のことを思い出したのかといいますと、宇宙社会の仲間入りを果たすことによ...
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AIと人類の関係性に想う

人工知能は人間を凌駕するか 日々接するメディア情報のなかで、『AIに仕事を奪われて失職することが予想される人たちの職能をケアしなければならない』という言説の文章を見かけることがあります。 AIとは、《artificial intelligence》という英語の略語で、人工知能のことです。 冒頭の文言は、未来予測に基づいた傾向と対策といった知的な...
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心の壁を溶かすために ~ その弐

病(のような症状)に際してなにを想うか 微塵の疑いもなくみずからを信じている人は、肉体に病気の(ような)症状が表れても、それに想いがとらわれない人である。 そういう人は、原因が結果として現れ(因が果を結びゆき)、現れた症状の果たすべき役割が終われば、病は知らない間に癒えて元の健康体に戻っているために、必要以上に症状を悪化させることがない。 その...
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心の壁を溶かすために ~ その壱

神域に生きる基本 ~ 信じること 微塵の疑いもなくみずからのいのちを信じている人は、他者の神性をも当然のように信じている人である。 そのように、他人の本質を神性に見いだし信じ切る生き方の大前提・基本は、己を信じ切るところにある。 “信”という文字の真意を観れば、何をどうすればよいかは一目瞭然である。 まず、現象宇宙は人の言(ことば)によっ...
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『千と千尋の神隠し』に観るこの世のさまと人の在るべき姿

天の真理と人心の純化 昨夜テレビを観ていると、『千と千尋の神隠し』の再放送があったので、妻と二人で観ていた。 私たち夫婦は、自分たちの実生活上で起こる想いの動きはもちろんのこと、テレビや映画、小説・その他書籍、音楽・絵画その他芸術等々の人造作品や、宇宙創造エネルギーや地球大生命が創造した宇宙・大自然等、なんでも宇宙真理に照らし観て感想をシェアし合う習...
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自分を変えられる自分であるために

終わりなき意識進化の道中で 人の進歩成長には、「これ以上の先はない」といえるような終わり(最終到達点)はありません。 どこまで行ってもさらに奥(高み)があり、そこへ到達すればまたさらに奥があります。 私自身、そのような理屈を充分に知っているつもりでいながら、最近あらためて意識進化の道中にある自分自身を正直に見つめなおしたとき、さらに奥の世界へ進...
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世のリーダーたちを育てる大衆の生き方

リーダーシップのあり方と一般人の眼 現代社会は、あらゆる世界において、リーダーシップのあり方が問われています。 政治の世界しかり、教育の世界しかり、魂の世界しかり、家庭の世界しかり、実業の世界しかり、その他様々な組織においても、リーダーのあり方がその組織の命運を左右しているといっても過言ではありません。 そのように大切なリーダーのあり方を、各種...
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息を抜かない息抜きの仕方

30年前にわからなかった話 30年ほど前のある日のこと、当時通っていた処で師匠から、「人間はすぐに息を抜きたがるが、息抜きをして生きてはいけないのだ」と言う話を聞いて、「これはまた窮屈で異な事を言うな」といった感想をもって、拝聴していたことがありました。 当時私はまだ若く、自我の塊のような想念を捨て切れていなかったためか、その話の真意が皆目見当がつか...
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客観聴覚の大切さ 〜 週末の気づき

録音された自分の声を聴いて 当たり前の話ですが、人は、自分が発する己の声を肉体内から聴いています。 それが自分の声だと、あまりにも当然のように認識しているので、何かの折に録音や録画等で、スピーカーやヘッドフォン等から聞こえる自分の声を聴いた際に、「こんな風に聞こえてるの?」と思い、恥ずかしくなった経験をしたことがある方も多いと思います。 私も先...
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元気について

元気とは アントニオ猪木氏は、「元気があれば何でもできる!」という名言を残しましたが、実際に元気さえあれば、どのような困難に直面しても、それにひるむことなく、目の前の難題に立ち向かって、それを難題と思わなくなったり、難題と思っていたことが過去の状況になったりしてゆくものであります。 今日は、人間が生きてゆくうえでなくてはならない《元気》について、振り...
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頂の視界に次元の奥行きを

富士山を臨む 都会に住んでいると、自然に触れる機会も少なく、山が恋しくなります。 そんなとき私は、晴れた日の朝に、ビルの屋上、もしくは最上階から、西の方角を観て、富士山を探します。 そして、運良く富士山を観れた日は、「頭を雲の上に出し・・・♪」と、幼い頃に聴いた唱歌が脳裏に鳴って、富士登山をした道中の出来事や、山頂からのパノラマ的景色、飛び降り...
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ファーストペンギンと地球の未来

ファーストペンギンと地球の未来 どのような新しい事を世に定着させる場合においても、初めて海に飛び込み、新しい状況を開拓するペンギン、即ち《ファーストペンギン》のようなフロンティアの存在が必要不可欠です。 ファーストペンギンの話は、NHKの連続テレビ小説『あさが来た』のなかで紹介されている話ですが、地球人類が意識進化を果たし、他の進化した星の世界のよう...
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人間同士の慰め・励まし・力づけ ~ 奥に働く守護霊の大愛

慰めと励ましの奥にある愛を 日常生活における人間関係のなかで、失意に沈む人を慰めたり、励ましたりする場面があります。それは、夫婦間や子どもであったり、親せきであったり、友人であったり、仕事上の知人であったり等、様々であります。 そうしたときに、失意にある人を慰めたり、励ましたりすることは、ごく自然なやり取りで、今までの常識に立って考えれば、何もおかし...
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