(前回の続き)
これまでの地球人は、肉体身の自分を「これが自分だ」と信じ切って生きていましたが、これからの時代はそのような人間観が、時代にそぐわない”古い考え方”だと気が付く人が増えてゆきます。
『人間は本来、いのちの光であり、生命の源が持つ無限の力を分けられた存在である。
その光の元素は、極小のなかにも極大の中にもあり、ありて在るすべてを在らしめ生かしている。
故に、人間は本来宇宙そのものでさえあるのだ。
また、命の最奥に宇宙生命意識そのものを宿した人類は万物の霊長である。
故に、”人類は自らが在籍する惑星に宇宙の理念を顕現するために産まれてきた存在である”といえるのである。』
この事実を思い出した人から、生命が本来持つ自由自在性を発揮し始め、周囲の人類に人間が元来持っている無限の可能性を見せて差し上げるときが来ます。
その時は遠い未来ではなく、本当に近い将来です。
数は少ないながらもすでにその境涯に入って、現段階で数人分の能力を一人の心身に顕わしながら生きている人達もいます。
人間は生命の本質を思い出しさえすれば、誰もが自己限定を解除して、命の光が本来持っている凄い力を発動しながら生きることが出来ます。
そのようにして生きるためには、今の自分がどのような暮らしをしていようが、病気であろうが、人間関係に恵まれていなかろうが、経済的に不遇であろうが、そのようなことで自らの真価を貶めることなく、明るい希望ばかりを胸に抱いて生きることです。
反省はしてもいつまでもそこにとどまらず、前向きな気持ちを燃やし続けることです。
いのちの光はどれだけ燃やしても、燃料切れになることがありません。
燃やせば燃やすほどその光は強くなり、あらゆる面においてすべてを可能にする力を発動し続けます。
人間の本質は光なのです。
時と共に朽ちゆく肉体は、この世で過ごすために一時的につくり出した乗り物(器)に過ぎません。
その器を自らと思い違いしたところから、地球人の不平・不満・不足感が蔓延していったのですが、それも経験しなければならない一つのプロセスに過ぎなかったのです。
もう不自由の中で喘がなくていいのです。
自由自在に人生をデザインして、夢と希望を形に表わしてゆけるのです。
他人と自分を比べて一喜一憂する時代はすでに過去になりました。
これからはひとりひとりが自らを磨き高め上げて、生命の本質に帰って(還元して)ゆくのです。
そうすることで、どのような人も本当の幸せを掴むことが出来ます。
(次回に続く)