(前回の続き) 記憶に罪はない 「記憶に邪魔されずに未来を切り開く」ってさっき話したけど、記憶の名誉のためにいうと、記憶に張り付いて離れないのは"自分が自分だと思ってる自分"のほうであって、ホントのことをいえば、記憶そのものには何の罪もないんだよ。 「何を可笑しな話してるの?」って思うかも知れないけど、記憶ってのは肉体に備わった機能の一部であって、人間の本体である生命意識とはハッキリと切り分けて見るべきもんなんだ。 そのことをハッキリと認識するためには、記憶と脳の関係を紐解いてみるのがいい。 そのためには ...