感謝が根底にあれば、きみの愛は地球を包む
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本当は、いい人も悪い人もいない。好きな人も嫌いな人もいない。けれども、きみはそういうふうに思うことがまだあるよね。
それは、「この体こそが自分なんだ」と思っている、その意識が立っている世界で、そのように思っているだけなんだよ。
でも、いつもきみに話してきたとおり、それは本当の人間なんかじゃないんだよ。本当の人間というのは宇宙なんだよ。
宇宙そのものを自らとして、星々を、その星々に住む人類を、自然を、生きとし生けるものを、愛の光で生み出し、生かし、継続発展させているのが、本当の人間の命の働きなんだよ。
その本当の自分に近づいてゆくために、「今この瞬間、何をすればいいのかな?」って考えてごらん。今出来ることをやるんだよ。
ゴールを目指して前に進むのはいいけれど、ゴールへたどり着きたいと思ったからって、すぐにゴールにたどり着けるわけじゃないでしょ?
例えば100メートルの距離を走るにしても歩くにしても、一歩また一歩と、右足、左足、右足、左足って足を前に出して進んでゆく、その一歩一歩があるからこそ、ゴールにたどり着けるわけでしょ?
だったら、ゴールばっかり見つめてないで、今この瞬間、右足を出す、左足を出す、右足を出す、左足を出すというふうに、今この瞬間に出来ることに力を注いで生きてゆくのがいい。
今を真剣に生きていれば、他人に対する、社会に対する不平不満なんて思っている暇がないはずだよ。わかるよね?
今を生きるんだ。今この瞬間を、精一杯ベストを尽くして生きる。でもね、それは自分に対して無理をして前へ進むようなことじゃないんだよ。無理をしたら何が起こるか、言われなくてもわかるよね?

「じゃあ、どうすればいいの?」って思っている人がいるけれど、前へ進むこと、一歩一歩足を踏み出せること、それを喜べる自分になればいいんだよ。だから、感謝が大事なんだよって、いつもいつも言うんだよ。
感謝が根底にないと、思いやりも、やさしい心も、慈しみも、何も出てこない。仮に「私は思いやりを持って生きてます」なんて言ったところで、その思いやりは見せかけの思いやりだ。
感謝が根底にない人の思いやりなんていうのは、打算が、思いやりというコーティングをされた状態でそこにあるようなもんなんだよ。
きみには、そういう心の真実を見抜く眼を持って生きてほしい。それがひいては、地球人全体の意識進化を底上げすることに繋がるんだ。
自分の頭の上のハエも追えないのに、人さまを良くして差し上げようだなんて、いいおせっかいだ。自分をよーく顧みて、自分を磨き高め上げながら、人にも親切にするんだよ。
人に親切にすること、人に愛を施すことと、自分を磨き高め上げることは、車の両輪、右のタイヤ、左のタイヤみたいなものなんだよ。どちらかが欠けたら不安定になる。
愛だの平和だの言う前に、感謝の心を養ってね。それが根底にありさえすれば、きみが発する愛は地球を包むだろう。きみが発する平和という言葉は、地球を平和にする大きな力になるだろう









