★逼迫した地球情勢の中で 表面上の世界のみを見ると、この世はまったく混沌としていて、今にも阿鼻叫喚のなかで滅亡し去る寸前の状態にある。 さっと一瞥すれば、地球人類による環境破壊の様相は見るに見かねない。 海、山、河川、森林、大地、空気、その他人類以外の生物の多様性、さらには宇宙空間まで……、人類の仕業によって、そのものを失ったり、穢したり、破壊し尽くしたりしつつあるものは、あまりにも膨大だ。 果たしてあなたがた地球人類は、現状の環境を改善出来ないまま、自然を破壊し尽くし、生存不能な領域へ入ってゆくことを望 ...