ところでだいぶ前に、「ぼくはきみで、きみはぼくなんだよ」って話したことがあったでしょ。きみはそのとき、分かったような分からないような、面妖な面持ちでいたけれど、今になって振り返ってみたらどう?何年か前とは雲泥万里の認識になってるでしょ? ここ何年か、きみの中に姿を現さなかった間、ぼくたちは、きみがどういう意識の用い方で一瞬一瞬を過ごしてるかをジッと観察していた。その結果、きみときみのパートナーはぼくたちが望む以上の進化を遂げて、二元対立観念の世界をほとんど卒業するに至った。 その間、ぼくはきみの第一直観の ...