Voice of Cosmic Brothers

神我一体は神生(じんせい)の始まり

いいかい?

今回は、「今この瞬間に心を刻み込んでほしいこと」を話すよ。

自らの神聖を想念・言葉・行為に発揮できるようになったからといって、それでもう何もしなくていいってもんじゃないんだよ。

それは「神としての人生」のスタート地点に過ぎないんだ。

言い換えたら、生命の根源と一体化するに至る道の途中の通過点に過ぎないってことさ。

「宇宙社会のなかにあって、『現状の地球人間たちの意識レベル平均値』は、動物に毛が生えた程度だよ」って、前に話したことがあるでしょ。

そんなんだから、地球に縁が薄い星の人たちは、今も『地球界の救済及び再生』に関するテーマを協議する際に、「彼等のことはもう、滅びたいなら滅びさせればよいだろう」って意見を出す人がいるくらいに、冷めた眼で観ている人たちもいる。

ここまで自然環境を破壊していながら、未だに戦いを止めない地球人達がいることを、俯瞰の眼で観てごらん。

多くの地球人達は、戦争や紛争に限らず、相も変わらぬ自己中心性に立脚した個人生活を営んでいる。

「自分や自分達がよければ、他はどうでもよい」という刹那的な発想の末路は、目も当てられないものになることは火を見るよりも明らかなのにね。

そういう時代にあってきみたちは、自らが神聖の存在であることを思い出して、その生命の本質を自分達に顕わそうと練習しながら生きて来た。

その成果は今明らかに表面化して、何人もの人達が自らの神聖を発揮するに至った。

それを踏まえたうえで再度言うけれど、今からが本当の始まりだよ。

今のきみたちは、けっしてゴールに立っているわけじゃあない。

むしろ、神界に籍を置いた初心者として、これからが真の研鑽のスタートだといえる。

先へ進めば進むほどに、見えていなかった景色が見えてくるもんでしょ。

たとえば、道を100メートル進んだら、そこから見える景色があるね。

そこからさらに1キロメートル前へ歩いたら、そこで初めて見えてくるさらに先の景色があるね。

そのように、意識進化の世界も自らを深化(神化)させればさせるほどに、新たなる視界が広がって、次の課題が明確になってくる。

そういう意味では、きみたちは幸せな人だといえるだろう。

地球が滅びようが滅ぶまいが、きみたちの世界に終わりは無く、未来永劫に光り輝いた光の道を歩いているのだからね。

-Voice of Cosmic Brothers