Voice of Cosmic Brothers

Voice of Cosmic Brothers 599 五感の次元上昇-3

それぞれの道に真摯に取り組んだ人々がする経験

心眼を開発すれば、直覚的に様々な体感サンプルを先に収集しておいて、みずからのなかで鳴り響いてるそれら各種波長を測定機器をとおしてキャッチしたりして、実際に役に立つエビデンスを取るという作業が可能になるんだ。

それは科学の分野にかぎらないよ。

これまでに地球上でなされた様々な発明や発見も、そうした直覚的なインスピレーションやイメージ、即ち体感的かつ形のない響きを形の世界に現し展開してきたものなんだよ。(音楽や彫刻・絵画、文章などの芸術や文芸的分野、各種の職業分野などにおける発明発見)

それらのすべてが、"正しい取り組み方で物事に取り組んできた結果"として心眼(第一直観)が開発されたからこそ降りてきたメロディーだったり、造形や映像だったり、神聖が息づいた文章だったりするんだよ。

そういうのは、すべからくそれぞれの道に真摯に取り組んだ人々が経験するもんなんだ。

だから取り組み方マインドセットも何もわからないままで、無鉄砲に未知の波長をとらえようとするようなことは、実は非常に危険で非効率的な取り組み方だといえる。

ホントの心眼に観ずる響きや映じる世界というのは気づきの宝庫なんだよ。

それは閃きの領域だともいえる。

世に広く役立つあらゆる有意義な発明や発見、芸術や文芸分野の作品なんかは、その真摯な研究姿勢や物事に取り組む真剣さの正しい角度によって、気づかぬうちに心眼が開かれる結果となって、時が満ちた瞬間にインスピレーションが降りてきて、世界をよくする礎の発明発見やアイデアとなって具現化され形になってゆくもんなんだ。

だから何回も言うけど、「心眼を開発するための正しいマインドセットに取り組むことが何にもましてまず先決だ」って話になるのね。

心眼を開発するうえで陥りやすい落とし穴

そのための予備知識としてまず第一に知るべきことは、心眼とは肉眼肉体脳髄の奥に眠らせてしまっている『奥の感覚器官』だということだよ。

肉眼で感知できない波動圏の波長はすべて、表面意識の奥の世界に展開されてるもんなんだ。

でもホントの心眼に観ずる響きや映じる世界に至る前に気を付けなきゃいけないことがある。

それは、長い年月をかけて物事に真摯に取り組んでもないのに、心眼が映像的に働いて見えたと感じてる人は、総じて幽体が大きな人々で幽界の様相を視ているってことだよ。

それらの人々が視てる映像の特徴というのは、その脳裏に映って見えてる内容が総じて幽玄の世界、夢幻の響きなんだ。

実体のないものを実体があると思い込んでいる状態だともいえるね。

それは、今はごく一部の霊性や神性が開発されている人は、幽界のさらに奥にある霊界や神界の響きをキャッチ出来るんだけど、そうじゃない人は、潜在意識領域の響きに過ぎない幻覚を「真実だ、真理だ」って思い違いしているってことなんだ。

そういう人たちってのは、自分の脳裏に見える幽界の世界に展開する波動圏こそが見えない世界のすべてだと思い込んでて、黙っていればいいのにその勘違いを"この世"の人々に紹介して惑わせているというのが実態なんだな。

だから、きみたちが心眼を開発するうえで何よりも気を付けなきゃいけないのは、『視えたもの映じた映像はまず疑うことだ』ってことだよ。

これは絶対に覚えておくといい。

後から必ず、「横道に逸れなくてよかったなぁ」って思うときが来るからね

(次回に続く)

 

 

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