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Voice of brothers 346 食事の意義を次元上昇させるために(前編)

★なんのために食べるのか?

きみたち地球人の一部には、不食を最善の選択と信じて、口に出しては言わないまでも食べ物を食べる人を下目に見る傾向が見受けられるけど、真理からすれば、食べ物を食べる食べないは、高低正邪で計れることではないんだよ。

それよりもっと大切なことは、食べるという行為の意義を何処に置いているかだよ。

人はなんのために食事をするのかを突きつめてみれば、今の地球では、食欲を満たすために食べ物を口に入れている人がほとんどなわけでしょ。

「いや、それは違う。自分たちは食欲じゃなくて栄養補給のために食べてるんだ」って主張する人があるかも知れないけど、ちょっと落ち着いて振り返ってごらん。

栄養学の歴史なんて、日本でも百年ちょっとで、世界的に見ても百数十年に過ぎない。

人が食べ物を食べる意義が栄養補給のためなら、原始時代から栄養学が世界に普及してるはずだけど、実際にはそんな学問、大昔にはなかったわけでしょ。

また世界全体を見渡せば、栄養学の理屈を無視した偏食をしながら健康体で暮らしてる人もいれば、極端な話、なんにも食べないで毎日元気に働いている人だっているんだよ。

そういうわけで、人間が食べ物を口に入れてるのは、栄養補給のためなどではなく、食欲のために食べている、というのが現代地球人の食事の意義になってるんだ。

もしも今から一年間、何も食べずに生きなければならないとしたなら、耐えられる人はほとんどいないでしょ。

それどころか、半数以上の人類は食欲が満たされない想いにもだえ苦しんで餓死してしまうか、その辺の雑草だろうが虫だろうが、なんでも口に入れてしまうだろうね。

★飽食の時代に考えるべきこと

文明が発達した今は、先進諸国では一日三食が当然視されているけど、その前の時代には、世界的に見ても一日二食か一食が当たり前だった。

一日三食になった時期を見ると、日本では約三百年前、ロウソクがたくさん作られるようになって、庶民の手に行き渡って以降、手持ち無沙汰になった夜の時間に食べるようになったというのが始まりでしょ。

海外ではもっと古く、地域によって時期は違うけど、一日三食食べるようになった理由はおんなじだ。

一部には、エジソンが電気やトースターを発明して、それらをたくさん売る金儲けのために一日三食を強く推奨したからなんて話もあるけど、それはロウソクの普及によって夜が長くなった後の話だから、軽い陰謀論の類だよ。

それで今回の文明に限って言えば、夜が長くなって一日三食食べるようになった地球人類は、ここ数百年の間に文明科学を急速に発達させて、飽食の時代に突入した。

そしたらどうなったと思う?

そうだよ、生活習慣病がものすごい速度で広まったんだ。

生まれ付きではない高血圧とか糖尿病とかなんてのは、一部の断食経験者が述べているとおり、正しい手順を踏んで断食したり小食にすれば、ほとんど跡形もなく治ってしまうんだよ。

現代病といわれる内臓疾患や血液の汚れなんかは、ほぼすべての原因が食べ過ぎと肉食にあったんだ。

この話を知ったからといって、唐突に小食にしたり不食を選択したりなんかはしないでね。

大切なことは、食べることの意義を次元上昇させることだからね。(次回に続く)