(前回の続き)
苦悩の原因を真相究明して成仏させてあげよう
今という時代は、どうしてそういう"どうにもならないかのように思える状況"のなかで生きなければいけない人が未だたくさんいるのかを、徹底的に真相究明して明らかにすることがしやすい時期なんだよ。
なぜなら物質波動も精神波動も二十年前や三十年前と比較して、比べものにならないくらい精妙に霊化してるからだ。
存在の波動が精妙化してるってことは、より本質に近づいてるってことなの。
だから隠れてた事実やその奥の真実を明らかにしやすいんだ。
この後答えを言うから、何故どうにもならないかのように思える状況"のなかで生きなければいけない人がたくさんいるかの理由を考えてみてね。
……。
その答えは、地球での輪廻転生を繰り返してきた永い年月の間に、『人は自らの世界を自身の認識によって創っている』という基礎認識を忘れてしまったことだよ。
それがすべての始まり、根本原因なんだ。
国そのものがおかしな方向に行っちゃってるような大きな問題さえも事の本質を突き詰めてゆくと、『ひとりひとりの心の在り方が真理を忘れ逸脱した想念習慣に終始してきた』という事実に突き当たるんだ。
ぼくたちが言う真相究明ってのは、地球の人たちがよくやるように"外的要因を見つけて無理矢理こじつけること"じゃあなくって、ひとりひとりが自らの心の中にホントの原因を見つけてそれを成仏させることなんだよ。
自己中心的な想念習慣を利他の思考に基づいた神性習慣に変えよう
覚えてる範囲で構わないから記憶をたぐって思い出してごらん。
自分が辛かったこと、悲しかったこと、苦しかったこと、嫌だったこと、受け入れがたかったこと…。
全部、外的条件に感情想念が反応して【外に対しての防御反応をとってしまった結果】でしょ。
自分が嬉しかったとき、楽しかったとき、都合がいい状態になったとき…。
そういうときは、無条件にウェルカムな気持ちに想いが踊ってしまって、心の底からの感謝が出来てなかったでしょ。
そこまで観たら気が付いたでしょ。
肉体に張り付いた過去の想いというのは、すべてが自己都合に基づいたエゴを起点に発してたんだ。
意識進化するということ、アセンションをするということは、そうした"自己中心的な想念習慣"を『利他の思考に基づいた神性』を起点に発するように上書き保存してゆくことなんだよ。
そうしてゆくと、自分自身のすべての記憶がいつの間にか浄められてて、知らないうちに何ごと何ものにも把われない心境になってくるものなの。
記憶ってのは、パソコンや携帯電話のハードディスクによく似ているといえる。
だから脳細胞を神性に基づいた光の思考で上書き保存してゆくと、今までになかった新しいシナプスの繋がりが形成されて、神性に基づいた思考パターンで想念言動行為するのが自分自身の当たり前になるんだ。
そこに行き着くまでに何か月かかかるかも知れないけど、『ユッタリ呼吸と感謝一念の生活』をコツコツとつづけてゆけば必ず想念習慣は塗り替えられる。
外的条件に左右されない意識を標準装備することは、もはや誰にとっても空想でも夢物語でもないんだよ。
元々内在している真理に近づき顕す日常生活をしてさえいれば、きみは年内にも真我を生きる人に変貌してるだろう。
(おわり)