Voice of Cosmic Brothers

Voice of Cosmic Brothers 619 記憶を手放して未来を開く方法-3

(前回の続き)

人間とは肉体ではなく、それを動かす光波である

さあ、ここまでの話で、記憶を手放して未来を切り開くためのマインドセット土台となる認識は固まったかな?

土台となる認識ってのは、『記憶は単なるデータであって、本当の自分ではない』って話だよ。

そこから話を広げてゆくと、『人間とは肉体そのものではなく、肉体を乗り物として乗り込み、それを操縦している光波の存在である』ということになる。

もしも「何を馬鹿げたことをおっしゃってんの」って思う人がいたら、一人の人間の一生(肉体への誕生から死と呼ばれる他の波動圏への意識移行の時まで)を、様々なケースについてしみじみと総覧した後に、「いのちってなんだろう?生きるってどういう状態のことなんだろう?」って自問自答してごらん。

人が死んだらその人の肉体はどうなる?

息が止まって心臓が止まり血流が停止するね。

意識もごく一部の例外(※1)を除いて、たいがいの場合はその体に戻ることはない。(※1 一度死亡した、あるいはそれに類する状態になった人間が再び生命を取り戻すこと。その現象を総称して蘇生という。)

やがて主が抜け出た人体は朽ちてゆくのみだ。

特殊な環境ではミイラ化することもあるけどたいていは、骨を包むようにあった肉体細胞は跡形もなく消え去って、白骨化してゆくのが世の定めでしょ。

その骨も何千年か何万年経てば元素に還る。

その事実から見て取れることはなーに?

人体を動かす力

誰がどんな理屈で「認めたくない」と思い否定したところで、『肉体を動かす何らかの力』が体内に働いて、人間を動かしているってことは明白なる事実でしょ。

生きている状態ってのは、動かす力が入っている場合だけ「Yes, that's right!」なんだ。

それは人間だけじゃあない。あらゆる生物がそうだ。

その『動かす力』のことを、ぼくたちはいつも『いのちの光』と呼んでいる。

地球では、様々な国や地域のそれぞれの表現で、神とか仏とかいう類のものから来た力だというふうに認められてるね。

意識というのはその動かす力の中枢で、コンピュータやスマートフォンなんかで例えたら"CPU"に該当する。

そして記憶ってのは、そこに蓄積された"各種のデータファイル"であり、生命維持に関わる潜在的な記憶は"メモリ"に該当する。

言ってみれば人体というのは、宇宙によって創造された『パソコンなんかよりも精巧な超高性能コンピュータである』といえるんだよ。

パソコンやスマホなら、電池に蓄電された電気がそれらを動かす力だ。

肉体の場合は、いのちの光、魂がそれに該当する。

そしてその動かす力を統御しているのが意識なんだな。

記憶ってのは意識が用いる蓄積されたデータであって、けっしてそれ自身が人間の本体ではない。

そのことを本当に腑に落として理解することこそが次の話へ進む前提条件なんだ。

だから、昨日の話をもう一度よーく読んで、記憶と自分を切り離して見れるようになっておいてほしい。

(次回に続く)

 

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