★心身調和と全体平和の関係性
今日は、個人の心身が調和することと、世界全体の平和が密接不可分な関係にあることをわかりやすく話そうね。
一見すると、自分の心身が調和することと世界の平和なんて、まったく無関係なことに思えるでしょ。
でも、個々人の心身の状況と、世の中の情勢というのは、切っても切り離せない親密な間柄にあるんだよ。
例えるとしたら……、そうだね、心身が調和することと、世界が平和であることを、掌と手の甲の関係に置き換えてごらん。
掌に怪我しても、手の甲に怪我しても、全体として見れば、『手を怪我している』という事実には変わりがないでしょ。
そのように、一人一人の心身の状況と、世界全体の運命は濃密に結び付いていて、切り離すことの出来ないものなんだよ。
なのに多くの人は、「自分一人くらい、何考えたって、何したって、大勢に影響あるわけないじゃん」って考えて、相も変わらず自己中心的に振る舞ってる。
その身勝手な想念や振る舞いが地球の安寧を妨げ、不調和な波動を世の中にまき散らかしてることに気付かないままにね。
繰り返して言うけど、個人の精神状態と肉体波動の状況は、家族や所属する組織はもちろんのこと、世界全体のあり方にも影響を及ぼして、地球の命運を左右してるんだよ。
だから、地球世界を構成する一人一人が、みずからの心身の調和を目指して想念言行することは、何にもまして重要な喫緊の課題だといえる。
きみたちの世界に一人でも二人でも、心身(心と体)の調和が完成した人(真人)が現れれば現れるほど、それだけ地球全体の平和が近付くんだよ。
★心身が不調和になる原因
体の調和、いわゆる『健康』が大事なのはわかるでしょ。
世の中が病人や怪我人ばかりだったら、円滑な世の中の営みが望めないからね。
それとおんなじで、心が病気だったり怪我してる人ばかりだったなら、世の中の人間関係がうまくいかないのはわかるでしょ。
それで、心が不健康であるということは、今の話のように表面上の調和した関係性を障碍していると同時に、自身の体の健康にも多大な影響を与えてるんだよ。
どういうことかというと、『人が病気になったり怪我をしたりする原因が、過去世から今この瞬間までの間に、その人が為してきた想念言行に起因して発生している』ということなんだ。
原因のない結果なんてないんだよ。
そのほとんどの原因は過去世にあって、今の記憶で心当たりのないことがほとんどだから、そう言われても納得できないかも知れないけど、これはまぎれもない事実で、何をどうねじ曲げて解釈しようにも、ゆるがせにできない真実なんだよ。(次回に続く)