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Voice of Cosmic Brothers 553 現象の真因を知り明るい未来をつくる方法-1

すべての不幸は想いのグラつきが原因だった

地球に住む多くの人々は、何かにつけてはグラグラと想いを揺り動かしながら生きてるでしょ。そうした想念のぐらつきを積み重ねてくうちに、心のなかに小さな天変地異が発生して、それを放置しておくと巨大ハリケーンや巨大地震、巨大津波などが起こることになる。

それは、形の世界に現れるハリケーンや地震なんかみたいに肉眼に見えるものじゃないから、被害の程度に関して肉体意識じゃあわからないかも知れないけれど、甚大な被害を自他の運命に及ぼすものなんだよ。

現実世界に発生する巨大ハリケーンが通り過ぎた後や、巨大地震が起こった後には、まるで戦後の焼け野原みたいに瓦礫が散乱し泥とほこりにまみれ、荒れ果てた状況が一面に展開されるでしょ。それと同じように心の大地が荒れ果ててしまった場合には、その荒涼たるさまが現実の人生に展開されるんだよ。

具体的なとこでいえば、大病するとか、大ケガするとか、人にだまされて多大な被害を被るとか、路頭に迷うような出来事が起こるとか、ファミリーが崩壊するなどの出来事に遭遇するようなことだね。

そのように人間が運命を瓦解させる原因というのが、常日頃に悪気なく、また何気なく発しつづけてきた想いのぐらつきの積み重ねなんだよ。そのような人たちは、みずからが引き起こした心の大地震や大型ハリケーンにきりきり舞いして、気持ちに余裕がなくなっているから、掴まなければすぐに通り過ぎるはずの苦悩を屈強に増大しながら、長い間、苦渋の淵にみずからを縛りつけて生きてきたし、今の瞬間にも相も変わらずその心境に自分を縛りつけている。

運命は書き換えられる

そのような状況というのは、たいていの場合には他人には見えず、本人の心のなかだけで進行しているから、はたの人が予見するのは難しいだろう。今回はあまり嬉しくないケースに特化して説明したけれど、すべての運命というのは、心の世界において先に形づくられた映像が、肉体世界に映写されるように現象化するものなんだよ。だから想いの用い方が大切なんだよって、口酸っぱく言うんだ。

それで、すべての運命というのは書き換え可能なものなんだよ。意識をいのちの光そのままに邪気なく用いさえすれば、いつまでも苦悩を味わう必要なんかないんだ。「そんなこと言うけど怖いもんは怖いし、不安なものは不安だし、嫌なことは嫌だ」って人は思うかも知れない。

けれど、不安や恐怖、不平不満、不足などの想いがどういった原理で出て来るのか、それらの想いを発する代わりに、どうすれば夢や希望を現実化することが出来るのかを知って実行すれば、不安や恐怖、不平不満、不足などの想いを希望や安心や夢に切り替えて、ネガティブ思考とは無縁な未来を築きあげることが出来るんだよ。

どうか運命を恐れないで。そのコツは過去にしがみ付かないことだよ。それがよいことであれ悪いことであれ、過ぎた過去の出来事に想いをとどめないことが神性意識で生きるポイントなんだ。さらさらと流れる清流のような心で生きることとも言えるね。

それと、今と未来に不安恐怖の想いをいだかないことが肝心だね。取り越し苦労の"想いの癖"を粗大ゴミとして守護霊さんに渡して処分してもらうこととも言える。またもっと角度を変えて言えば、どんな想いにも執着しないことが大事だといえるねえ。わかるかなぁ。(次回に続く)

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