(前回の続き)
汽水域の時代にあって気付くべきこと
2020年代の今という時代は、旧い文明の終わりと新しい文明の始まりが混じり合った汽水域のような時代なんだ。
もう百年以上前から言われつづけてることだけど、今地球は根底からすべてが覆るような大きな変革期を迎えている。
その変革期のクライマックスには、今までの常識がまったく通用しなくなるんだよ。
そのときに至って地球人類は、ようやっとお尻に火が点いてたことに気が付くんだ。
地球上の全域ではそのとき、自らの生命の本質を思い出せなかった人たちが右往左往してうろたえ、右顧左眄して生き残る道を画策するだろう。
その一方では、過去の実績や権威、既得権益などを振りかざして、これまでの常識の延長線上にある未来を模索する人々の姿も目撃されるだろう。
それは、地球文明が本当の夜明けを迎える直前の真っ暗闇のなかでのことだよ。
今、もうすでにそういう状況が現れ始めてるんだけど、ほとんどの人が"自分自身の内面の問題"として受け止める勇気を錆び付かせてるから、心の底から改心して生き方を改めようとしてる人は少ない。
本当のことをいえば現在の地球世界は、とっくの昔に『三次元と四次元がオーバーラップして顕在化してる状況』に入ってるんだよ。
だから最低限でも、「今までの常識がまったく通用しなくなるんだな」という自覚が必要になってくるわけ。
精神細胞と肉体細胞の回転数を上げよう
アセンションというのは、物質波動と精神波動それぞれの各素粒子における基本回転数が高速化してゆくプロセスで起こる変化のことをいうんだ。
物質波動と精神波動の素粒子における回転数が今以上に高速化してゆくと、「人間というのは身長百何十センチ、体重何十キロの姿で、自分というのはこの肉体だ」と思い込んでる人たちの鈍感な五感にも、その変化が感じられるときが来る。
でもね、そのときになって生き方を変えようとするのは並大抵のことじゃないんだよ。
なぜなら、その時点の地球界の次元は、四次元と五次元がオーバーラップした状況に入ってるからだよ。
いつか、幽界や霊界に住む人たちの話をしたことがあるでしょ。
ぼくたちはきみに、彼らが住む世界はどういう世界なのか、そこでは人々がどのように過ごしているのかの話をした。
そこで現れてる状況が地球物質界の現実になるんだ。
精神が鍛錬されている人は、自分の感情と神性を截然と識別出来るから、自らの想いで無間地獄を造り出して、そこにはまり込む心配は無い。
でもその時点でそうじゃない人、過去の延長線上の未来がいつまでも続くと勘違いしてる人たちは、幽界やそれ以下の世界、霊界の下のほうのような天地を自ら造り出して、その牢獄に自身を閉じ込めるようなことになってしまうんだ。
宇宙大生命は、そうした事態を極力防ぐための"究極の力"をきみたちに授けた。
それが『神聖復活の印』だよ。
(次回に続く)