Voice of Cosmic Brothers

Voice of Cosmic Brothers 594 呼吸の大切さ-2

(前回の続き)

未成仏想念と神霊意識の入れ替えを体験するために

「呼吸はユッタリとしたほうがいい」というのは、21世紀に入って20年以上経った今では、かなり市民権を得た常識になってきた。

でも、それらはあくまで"心や体の健康法"の範疇にとどまっていた。

マインドフルネスやらヨガやら、何々式呼吸法なんてのもあるけど、みんな数分間から数時間だけ頑張ってやるものでしょ。

ぼくたちが勧めているのは、そんなふうに一時的にだけやって後は浅い呼吸に戻るようなメソッドじゃあなくって、起きてる間中ユッタリとしたリズムで呼吸することなんだ。

そう、抜本的に呼吸を改革するんだ。

そしたら肉体にありながら、まるで別人のような意識になれるんだよ。

それは、次元の奥にある霊体意識や神体意識が顕在意識になって、それまでの未成仏想念が成仏して昇天してしまうんだ。

それが出来るようになるためには、やっぱり呼吸の習慣を根本的に変える必要がある。

どうやってやるかというと、『起きている間中ゆっくりな深い呼吸を意識的につづけること』を、まずは三週間徹底的に取り組むんだ。

そのときに、呼吸だけ変えようとするのは難しいから、人間を根底から変えるすごい力を持った言霊の力も同時に使おう。

それが「ありがとうございます」という十文字の言葉だよ。

この言葉は、感謝の対象と自分とを一体化させる魔法の言葉なんだって話したでしょ。

その言葉を声帯を震わして発すれば発するほど、エゴが薄まっていって真我が表面化してくるんだ。

だから、感謝一念の生活をしながら「ありがとうございます」の響きに載せてユッタリと吐き、悠々と吸うことを繰り返してゆけば、やればやるほど真我が表面化してくるわけ。

それはね、言霊の力もあるんだけど、ゆっくりとしたリズムで呼吸しつづけるその繰り返しが、"自分"という想いの塊を臍下丹田に引き付け一つにすべらせて、そこをポータル出入り口として『霊体や神体の意識』と『潜在意識や顕在意識』を交換する働きをしてるからなんだよ。

守護霊意識と肉体意識の二人三脚で生きよう

普通一般の人の"想念の塊"の動きを見てると、ほぼほぼ大方の人は頭から胸の間で、よくても頭から胃の辺りまでの間を行ったり来たりするにとどまっている。

だから"取り越し苦労"や"喜怒哀楽"の想いの癖が内臓にたまって、それが物質化する形で病気になったりするんだけど、身体の上部でふわふわと落ち着きなく動いていたすべての想いを臍下丹田に鎮めることで、想念習慣もろともすべての自我を昇天させて、天の自分を表面化させることが出来るんだ。

繰り返すけど、毎日毎日感謝だけを心に住まわせて、ユッタリとした呼吸をずっとしながら過ごせば、どんな人も必ず神性意識を甦らせることが出来る。

時々忘れたって問題ない。本気で取り組むならすぐに思い出すことが出来てやり直せるからね。

ほとんどの人は、「自分が」「自分の」「自分を」「自分は」「自分に」って、自分自分、自分自分主張しながら、あたかも自分独りの力で生きてる気になってるけど、独りの力で生き続けられる人なんて何処にもいないんだよ。

みんな、守護霊意識と肉体意識の二人三脚で生きてるんだ。

だから、もし肉体の想いが感謝の気持ちやユッタリとした呼吸を忘れたとしても、本腰を入れてそれに取り組み生きてる人には、守護霊の導きが自らの直観となって自身を助ける仕組みになってるんだよ。

そして最後に、ユッタリとした呼吸を続けるために大切なことを話そう。

それは、呼吸を意識的にシッカリやろうと思ったときに、まずはじめに、吐き切れるだけ吐き切ってから始めるのがいいということだよ。

それは、肺臓が持つ能力を余すことなく発揮するための前提条件なんだ。

そうして取り組みつづけてさえいれば、早い人は数日で自分の変化に気が付くだろう。

でもそうならなくても三週間やり続けてれば、ユッタリ呼吸と感謝一念の生活が習慣になるから、すぐに結果を感じられなくても慌てないで悠々と続けてね。

そしたら何ヵ月経った時に、きみは別人になった自分に気が付くからね。

(おわり)

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