(前回の続き)
地球世界完成の大舞台
神性で表現する人生のアドリブは、きみの運命に色鮮やかな色彩を与え、過去世での想念習慣でつくり上げていた台本を軽く凌駕するほどの演技を引き出すだろう。
そしてきみが本来持ってるその神聖なる想念・言葉・行為は、すべての脇役の人たちの神性をも引き出す力があるんだ。
そんなきみたちの熱演は、必ず地球をある一定の段階へ引き上げて、完全平和を実現するだろう。
それは、すべての観客に見応えを感じさせるほどのもので、ものすごいカーテンコールが湧き起こることになるよ。
『地球世界完成の大舞台』を成功裡のうちに終わらせたなら、きみたちはカーテンコールに応えてステージ上に立つ時が来る。
そのときには無用の卑下は消えてるだろうから、存分に胸を張って誇らしげに応えればいい。
きみたちの名前は地球の歴史に刻み込まれ、永久に言祝がれることになる。
そしてその栄誉を胸に、次の星の開拓に赴くんだ。
「なんでいきなりそんな話するの」って?
うん、こんな話をした理由はね、今の話が"これからきみたちが経験することになるであろう近未来の話"であると同時に、きみたちが地球へ来る前にすでに何度も経験してきたことでもあるからだよ。
生まれ変わったきみは
幾つもの星を完成へ導いたその手腕を存分に発揮する時がついに来たんだ。
きみは生きながらにして生れ変わった神性人類として、新しい地球の文明に必要な人間性を全人類に示すことになる。
だからってそれは、口から泡を飛ばして街頭演説さながら人々の変革を強制することじゃない。
自分の信ずる思想を周りの人たちに強要することでもない。
ただの地球市民として、単なる一般大衆として、市井の片隅で今までどおり普通に生きてるだけでいいんだ。
意識進化を志向する人たちのなかには、すでに真理に覚醒して生まれ変わりを経験した人もいるけど、まだ体験してない人もそう遠くない将来に経験することになる。
いいかい?それは今までの記憶をそのままに、記憶に把われない人になるってことなんだよ。
記憶に引っかかってはその記憶を元に想念を運用してきたからこそ、いつまで経っても堂々巡りのように無限なる叡智を発動出来ずにいただけなんだ。
過去の人間たちの常識を元に『自らのいのちの光の顕れ』を規制してたからこそ、「無理、ダメ、出来ない!」って、何かにつけて自己限定してきたんだ。
でももうそんな日々とは、永遠にお別れするときが近付いている。
きみの心には、きみの意識には、きみの想念には、星々を完成させてきた記憶が甦る。
そして、「こうしよう」「こうしたい」「こうありたい」って思ったことを現実化する行動力が発揮出来るように変わるんだ。
「昔の自分ならそんなふうに思えなかったな。でも今は違う。内から無限に力が湧いてきて、なんでも現実化出来る!」
そう思えたときにはもうすでに、きみは生まれ変わっているんだよ。
(次回に続く)