(前回の続き)
★魂の大人に他人事はない
前回の話の初めに、「自分が自分だと思い込んでいる"肉体性の個我想念"を手放すことができたら、神性の本質をその身に顕すことができる」って話をしたでしょ。
ここでそのときの話と今回の話がつながってくるんだよ。
それでこの「外は内で内は外」というのは、もっと身近な日常の意識(自分)磨きにも応用することができるんだよ。
これは前にも話したかもしれないけど、「外は内、内は外」の話に関連する内容だから触れておこう。
それは、他人や世界に感じる想いを反転させて自分事として感じ直す話だよ。
そうすることによって、自分のなかに巣くっていた"こだわり"や"思い込み"を発見して、手放すことなどにも応用できるでしょ。
外のことだと思っていたのは、実は内にあったことで、"内にあったことが反転して外に現れていた"というのが、きみたちが"この世"の他者や社会に感じてきた【想いの実像】だったということだよ。
これはね、あまりにもストレートで身も蓋もない話だから、ある程度、意識波動圏の拡がった人じゃないと理解ができない。
そうじゃない人にこの事実を伝えると、その人の心中で自己保身のエゴ感情台風が発生してしまうからね。
というのは、自分が自分だと思い込んでいるエゴが自己の存続をはかるために、保身転じて攻撃衝動の発動に到るという事態を招きかねないということだよ。
昔から「法は人を観て説け」と言われるでしょ。
きみはこの話を聞いても、心が乱れないほどに大きな魂だから話しているんだよ。
きみの魂はもうすでに、宇宙共通の真理を受け入れられるまでにその波動圏が拡がっていて、実際面でもより大いなる宇宙の調和のためにその心身を働かせているからね。(次回に続く)