Voice of brothers 214 外は内で内は外 (7/8)

スポンサーリンク

(前回の続き)

★個でありながら全体として生きるために

いつも言うことだけど、運命というのはいつでも、今この瞬間に新しく上書き保存することができるんだよ。

過去につくった運命の種がどんなものであっても、実りの秋(今)に収穫された(現れた)運命がどんなに不幸なものであってさえも、今この瞬間の意識エネルギーの用い方によっては、不幸を不幸と思わずに感謝して乗り超えられるだけの勇気と向上心が生命の源から湧きあがってきていることに気が付いて、その力を活用して生きることが出来るようになるし、さらには未来の運命を、思いどおりのものに書き換えることもできるんだよ。

無限なる運命の創造力は、きみのなかにこそあるのだよ。

今こそきみはそのことに気づくべきときなんだ。

すべての人が神域の世界に生きるそのときまでは、外に感じる不和や不実などは正確な事実ではない。

それは、みずからの内なる感じ方でしかないし、内にあるものが外に反映して現れているだけだという言い方もできるね。

それが意識進化してゆくと今度は逆に、外に感じる調和や愛はみずからの内なるそれらの反映だし、内側が調和しているからこそ、外の世界に素晴らしいものを見つけて感動したり、喜んだり、笑ったりして、それらを人々と分かち合うことに無上の喜びを感じるようになるんだよ。

そのことを指して仏教の開祖釈迦は、「肉体性人類は皆、転倒妄想している(逆立ちして世界を逆に観ている)」と言ったでしょ。

それは、現実を創造しているのはあくまで人類の意識であり、その内にあるもの(意識)が外に現れているのだから、外にあるものは内なる創造の反映に過ぎないということなんだよ。

根源的なことをいえば、生命の源である大宇宙の中心とも、きみは完全につながっているんだよ。

人類というのは元来、大宇宙の中心まで肉体での宇宙旅行をしなくても、宇宙の中心(宇宙を創生し発展させる大元の力)とみずからの生命が直接つながっていて、置かれた天地がどんなところであろうとも、その生命力を使って今いる場所と人間関係のなかで神愛を輝かせて、全体の大調和のために役立つ生き方をすることができるものだし、そのように生きることこそがいのちを正しく運用することになるんだ。

そうすれば、望む物事をわざわざ引き寄せようと画策なんかしなくたって、すべてが思いどおりに運ばれて、自も他も同時に生かす生き方を自然としている自分に変貌してゆくのだから、自分の小さなプライドや望みなんかこの際いさぎよく手放して、全体の大調和という大きな目的のなかにみずからを解き放つことがいいんだよ。

そうすれば人は、みずからを自覚する個人でありながら、それと同時に、全体そのものでもある存在となって、自己を宇宙そのものだと自覚できるようになるんだよ。(次回に続く)