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(前回の続き)
★記憶の呪縛からの解放
前にも話したかも知れないけど、記憶こそが人間を、苦悩の渦から抜け出させないでいる最大の原因なんだよ。
苦悩の渦というのは、潜在意識と顕在意識双方の記憶の呪縛ともいえるね。
記憶に縛られてるからこそ、みんながみんな、ものごとをいいふうに捉えられないでいるんだ。
それで例えば、誰かと一緒になったときに、過去の記憶を引っ張り出し思い出しては、「ああ、この人には面白くない思いをさせられた。一緒に居たくないなあ」だなんて思うから、相手にその念波が映って、また面白くない想いをいだいてんだよ。
また、何かにトライするときに、「嫌だなあ、これ苦手なんだよなあ」なんて思いながら取り組むから失敗を繰り返してんだ。
そういう人は、こういうふうに思うといいね。
「昨日というのはすでに過去世なんだ。昨日の自分から見れば今日の自分は未来世で、今の私は生まれ変わった自分なんだ」ってね。
実際に人間は、毎日生まれ変わってるんだよ。
心(魂)は前の晩の就寝時に、肉体を離れて霊線で繋がりながら、守護霊さんの下で心の洗濯に励みに行くでしょ。
体も寝てる間に、副守護霊さんたちが護りながら、細胞の新陳代謝を促進してくれている。
それで、翌朝の起床時に魂が肉体に戻ってきて、新しい自分として甦ってんだ。
ホントはね。
★すべての精神細胞と肉体細胞は常なる新陳代謝を繰り返している
なのに、多くの人が新生して迎えた今日を、昨日の続きだって思い込んでる。
それが原因で、朝から想いが疲れたり沈んだりしながら、学校や会社に向かう人のなんと多いことよって、ぼくたちはいつも感嘆しながら観てるんだ。
本当の真実を知れば、誰でも軽やかな心で一日を過ごすことが出来るんだよ。
そのためには、記憶の呪縛から、自分自身を解き放ってあげなくちゃいけないよ。
昨日と今日といわず、人は一瞬一瞬生まれ変わっているんだよ。
精神細胞も肉体細胞も、どちらも肉体に命あるかぎり、新陳代謝を繰り返してんだ。
それを邪魔する想いの強い人は、なかなか新陳代謝が促進されないでいるけど、どんな人の心と体も、絶え間ない生まれ変わりを繰り返しているんだよ。
そのつもりで、瞬間瞬間の今を生き抜いてほしいんだ。
今こそが、明るい未来をつくる時旬なんだよ。
今を逃したら、明るい未来は遠ざかる。
だから、どんなことでも楽天的に捉えて、前向きに過ごすのがいいんだよ。
知能というのは、そういう楽天的資質の下地が有るか無いかによっても、違う結果をもたらすものだからね。(次回に続く)