ほんとうのことがわかった瞬間とは、ゴールではなくスタート
★きみは子どもの頃、「本当のことがわかったら、この世界を離れて、自分はいのちの故郷に帰れる」と信じていたね。
(じっとこちらを見つめて)
うん、今のきみならわかっていることだけど、その想いは、そのとおりなことと、そうじゃないことが半分半分だったねぇ。
★そう、そうだよ。
本当の真実がわかった瞬間というのは、実はゴールじゃなくて、スタート地点だったんだよ。
その瞬間からきみの、この星でのほんとうの働きが始まっていたんだ。
ひと ~ そのかけがえのない存在
★きみの魂が運用しているその肉体身は、地球の未来を輝かせて、この星の軌道を宇宙大調和の法則に乗せるために、なくてはならない大生命のピースなんだ。
★今では、きみの肉体と精神は、地球世界や宇宙全体にとって、その健やかなる運行・大調和に、絶大なる貢献を為していて、何ものにも取り替えのきかない、かけがえのない存在に、もうすでに成ってしまっているんだよ。
だから、子どもの頃の記憶が脳裏をよぎったとしても、「帰りたい」なんて考えないでね。
至高無比の環境を生かすも生かさないも自分次第
★ひとは誰でも、天命をまっとうするために、それぞれの体・立場・環境・人間関係・土地・星の天地・次元世界にあって、日常生活という名の現実を生きている。
もしも「今いる世界は、自分のいるべき世界ではない」と、肉体の頭で思えたとしても、誰もが天命を果たすうえで、それ以上はない至高無比の体・立場・環境・人間関係・土地・星の天地・次元世界にあることは、絶対的な真実なんだ。
★そこから離れようとすれば、離れた先の違う環境で、初めはせいせいした想いでいられたとしても、またいつの間にか同じ考えが頭をもたげてきて、そこから逃れたくなってしまう。
根無し草じゃあ、いけないってことだね。
今ある天地にしっかりと根を張って生きることは、「地味でつまらない、刺激的じゃない」と、人間考えで思えたとしても、天命をまっとうするうえでは、それ以上の生き方はないんだ。
★人生上の課題への取り組み方というのは、どこの星やどの次元世界にあっても同じなのだからね。
真実の人生が始まるときに
★天命を果たすために、日々の生業を平凡にクリアしてゆきさえすれば、いつか非凡な存在となって、唯一無二のひととして、自他ともに認められる自分を生きることが出来るんだよ。
★今ある星の世界で、そうやって天命まっとうの道をあゆみさえすれば、守護神意識が太鼓判を押してくれて、次なる星の世界へ移行して、新たな天命を授かり、生きることになるんだ。
★ほんとうのことがわかったとき、ひとは真実の人生を、いのちの足で、ようやく歩み始めることが出来るようになるんだよ。
きみの真実の人生の始まりに乾杯!