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Voice of brothers 548 善良なる人々の時代(後編)

(前回の続き)

少しく冷静に考えてみればわかるでしょ。

こんなにまでこじれてしまった世界を、一人や二人の救世主が現れたくらいで、救済出来るわけがない。

もしそんなこと本気で信じてる人がいるのなら、その人はあまりにも世界というものを知らなすぎる。

仮に超人的、超越的な力を持つ救世主が現れて、世界のあらゆる諸問題や人類のいざこざを、力で屈服させてやめさせたとしよう。

さあ、その後の地球界はどうなると思う?

大団円のハッピーエンドで新しき世界へ移行してゆけると思うかい?

うん、ご名答。

そうだね、同じ過ちを繰り返すことになる。

そんなの夢物語、砂上の楼閣なんだ。

地球人自身が変わらなければ、地球世界が本当によくなることはないんだよ。

そのために今、地球界の一角で、すべての人類に内在してた神性の復興を後押しする活動が静かに広まっている。

全地球人類のなかにおけるきみたちの凄さというのは、ものすごく大きな働きをしてるのに、何一つそれを誇示する思いがなく、縁の下の力持ちに徹していることだ。

ホントに善良な人というのは、常に世のため人様のためにと、自らの心と体を提供し、至誠を捧げることの出来る人のことをいう。

今までの世界では、つい最近、中村哲さんの命が奪われたように、そうした生き方が報われる実例は少なかったけれど、これからは違う。

悪行三昧で甘い汁を吸えた時代は終焉を迎える。

自己保存の本能でもって、他を害してでも自らを守ろうとする生き方は通用しなくなる。

もうすでに、善なる人々による真なる時代の幕が開けて、神愛の時代が世界の一部で始まってるでしょ。

そういう世界では、その人の愛がどれだけ深く広いかが、幸せの度合いと完全に比例するんだ。

これからは私心のない人ほど、ブレることのない幸せのなかに生きることが出来るんだって、覚えておくといいね。

きみ自身が、これからの時代を思い通りに生きられるかどうかは、一にも二にも自己をいのちの大海に溶かし広げて、大海原の生き方を自分のものに出来るかどうかにかかってるんだから、1分でも2分でも、神性の心を己のものとして生きられる時間を増やすように、練習しながら過ごすんだよ。

そうすれば遠からずにして、すべてに内在する神性を正しく観て、それらを実在のものとする生き方が出来るようになるだろう。(終わり)