(前回の続き)
★ぼくたちから観た『損得』
ここで、ぼくたちから観た『損得』について伝えよう。
損とは、自他の不幸・不調和・不健康・不健全などだよ。
今言った『他』のなかには、人間だけじゃあなく、あらゆる生物も、現在は命のあることを認められてない自然界のすべての存在も含んでいるよ。
自分だけが幸せでも、他人だけが幸せでも、どちらかだけの幸せしか実現してないなら、それは『損』なのだよ。
人間だけが幸せでも、他の生物が蹂躙されていたなら、それは『損』なのだよ。
人間だけが幸せでも、大自然が破壊し尽くされ、穢しまくられていたなら、それは『損』なのだよ。
現在の地球はどうだい?
今の話で『得』については、だいたい想い至ったでしょ。
本当の『得』とは、自分も他人も、みんなが幸せになることだよ。
大自然も、生きとし生けるものも、すべてが大調和することだよ。
★自他全の利得を何処までも極めよう
その星に住む人類が意識進化して、神域の生命意識を思い出して、それを想念言行に表し生きさえすれば、星の天地は完全平和の理想郷になるのだよ。
大事なことだから何回も言うけれど、星の世界が豊かな繁栄と調和を実現するか否かは、その星の人類の想念言行にかかっているんだよ。
だからきみたちに、意識進化することを勧めているんだ。
それで、意識を進化させて、損得勘定の次元上昇を実現するためには、人間生命の本質を知ることが大切だよ。
人間は本来、宇宙を創造した無限の叡智を分け与えられた存在なんだ。
それぞれの星の世界には、たくさんの種類の生物がいるけれど、宇宙を創造した無限の叡智を分け与えられた存在は、人類以外にないんだよ。
人間が今までのような自利に偏った生き方をするのではなく、生命の本質を表し生きて、与えられた無限の創造性を発揮しさえすれば、すべての難題が解決するんだよ。
それがとりもなおさず、『自他全の利得』を追求して生きることになって、自分たちの星を無限に輝かせることにつながるんだ。
大事じゃない話なんてひとつもしてないけど、今日の話は特に大事な話だよ。
★最後に ~ チャクラのこと
それで最後に、興味本位な想いに釘を刺す意味で伝えておくけど、さっき瞑想するために開いたチャクラについては、すべて閉じておいた。
開きつづけていたら、自分でいのちの光をコントロールし切れないで翻弄されたり、誤用したりする人がほとんどからね。
だけど、真摯かつ無私な心でいのちの本体と一体化しようという意識のある人は、それでさえもやがては、みずからの力でコントロールして使いこなすことが出来るようになるだろう。
大事なことは意識の在り方だよ。
意識が神域に入ってさえいれば、いのちの力を正しく用いることが出来る。
それで、チャクラの自発的な開花の時旬については、意識が神域に持続して在る段階になれば、おのずとやってくるのだから、くれぐれもそこに引っかかって、幽界に想いをとどめないようにね。
地球人類すべての神類に成る日が、一日も早く来るように祈っているよ。(終わり)