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(前回の続き)
★有りのままの自分を在るがままの自分にする方法
そのような境涯に陥らないためにも、日頃から素の自身が世のため人のためになる想念言行をしている自分であるように、自身をいつも磨き高め上げつづけることが大切だ。
自分をそのように変えるためには、普段から意識を意識的に用いることが大事なんだよ。
毎日毎朝、新しい一日を迎えているにもかかわらず、相も変わらず無意識的な想いを垂れ流しつづけていると、いつまで経っても習慣性想念の渦巻きの中から外へ抜け出すことが出来ない。
自分が自分を変えるんだ。
「そんなことは不可能だ」と思えるかも知れないけど、それは出来るんだよ。
どうしてそういうかというと、出来ない段階で「自分には出来ない」って決めつけてるから出来る道が開けないでいるだけで、出来ないでいる段階にある間から「必ず出来る、やり遂げてみせる、不可能はない」って堅くみずからの可能性を信じて、けっして諦めることなく行動してさえいれば、いつの間にか自分の通るべき道くらいは切り開かれて、出来ないと思い込んでいた様々な自己限定さえも突破するようなことになってゆくからだよ。
それで、意識を意識的に用いるというのは、なんだか心を緊張させることとおんなじに思えるかも知れないけど、それはまったく異質なものだといえる。
なぜなら、生命の本質を表現しようとして生きていることと、欺瞞でみずからを取り繕おうとして生きていることなんてのは、まったくもって似ても似つかないものだからね。
その違いがわかるようになるためには、やっぱり日常生活のなかで、何気なく過ごしているようなときにも、呼吸をユッタリとしたリズムに保つよう、意識的に努力することが必要なんだよ。
そうしていれば、意識が知らない間に神域に近づいてゆくからね。
どうしてそうなるかというと、ユッタリとした呼吸のリズムというのが、宇宙創生意識の呼吸のリズムにシンクロナイズするからだよ。
人体というのは、呼吸の波動が宇宙と一致すると、誰でもいつしか、宇宙心を自覚し始めるように設計されているんだよ。
だからそのつもりで、常日頃の呼吸を深くユッタリとしたものにしてごらん。
でも、ちょっとやそっとで簡単に諦めちゃダメだよ。
忍耐強く実践しつづけるんだ。
そうすればやがて誰もが、てらいの無い有りのままの自分自身が、在るがままの宇宙意識に変貌していることを自覚するだろう。
加えて言えば、その行為がひいては地球の霊化を促進して、すべてがアセンションする大変な力になるんだよ。
人類意識の進化が成されるか成されないか。
いつも言うけど、それこそが地球の未来の明暗を分ける分かれ道なんだ。
習慣性の想いに流されて、闇の波動に埋没しないよう、自分自身の神性をピカピカに磨き出して、光り輝いた人生を創造していってね。
そうしていさえすれば、なんにも力まず、自然体でいながらにして、有りのままの自分が在るがままの自分に変貌してゆくのだからね。(終わり)