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(前回の続き)
★神性復活した世界で働くことの意味
そのときになって、まず大きく変わるのが政治と行政だね。
国境や民族の壁がなくなって、地球に住む人たちは、惑星単位の国家に所属するようになる。
そのときに政治や行政に携われる人たちは、各民族のなかで特に高い神性を発揮している人たちばかりだから、政治と行政に携わるみんながみんな、全体の発展ばかり思っていて、今までみたいに自分の私腹を肥やそうとか、自分の住む地域や自民族だけの豊かさのみを考えるような我田引水を絵に描いたような人は誰一人と見当たらなくなるんだよ。
地球そのものも太陽系連邦政府の一員として、太陽系銀河全体の発展に奉仕するようになるね。
それで、太陽系銀河もより上位の銀河系に所属しているから、みんなが親銀河全体の進化創造に尽くしていて、その心はいつも宇宙全体の発展に尽くすことを無上の喜びとして生きる人ばかりになるんだよ。
そのうえで大きく変わるのは産業だね。
この究極のフリーエネルギーが登場すると、対価を支払って設備を整えたり原材料を仕入れたり、人材にお金を支払ったりなどの経費がかからなくなるから、すべての製品は販売されるんじゃなくて、無償提供される形で流通するようになる。
また、その頃には現在の様々な組織体は、すべて地球連邦政府に所属して活動するようになるから、官民の区分けがなくなり、すべての人が地球全体や宇宙全体のために働くようになるんだよ。
働くというと、きみたちの頭のなかには義務感が生じるかも知れないけど、神性を開発した人たちの心のなかには、微塵の義務感もなく、全体に奉仕する喜びで満ちあふれてるんだ。
言葉を習う際に聞いたことがあるかも知れないけど、"働く"という言葉は、傍を楽にするというところから来ているんだから、働く理由というのを今までのように、"生活のため"だとか、"いい暮らしがしたいから"だとか、"借金返済のため"だとか、"家族のために仕方なく働いてるんだ"だとか、表面世界にとらわれて見誤った思い込みのなかにいつまでも沈み込ませていてはいけないよ。
働くことの真義は、いのちを発光させるところにあるんだ。
そのことを自分のこととして、よーく考えてみてほしい。
働いて自分を輝かせるということは、自己の神性開発につながると同時に、それがそのまま惑星全体、銀河系全体、宇宙全体の進化創造に寄与するんだよ。
その辺の認識はそろそろ、新時代の認識に切替えてもいいんじゃないのかな。
話を産業の変化に戻すと、今の企業に該当する組織は、自然界に存在する極小の材料から大量の資材を創り出すことが出来るようになるし、なんなら何もないように見える空間から必要な材料を調達出来るようになるから、何かを造り出すのに費用がかからなくなって、これまでみたいにお金を媒介して流通・販売する必要がなくなるわけ。
それで流通コストもかからず、輸送費なんてのもなくなると、物品のみならず人々も、無限に供給される宇宙エネルギーで動く乗り物に乗って、世界を自由に往来できるようになるんだよ。
またその頃になると、食事は植物主体のものにシフトするから、農業が脚光を浴びるようになる。
だけどその在り方は、今までの地球の農業とはまったく様変わりしたものになるね。
宇宙空間に遍満する生命エネルギーを人類がみずからの意識で活用出来るようになるから、害毒のある肥料も有機肥料も使う必要がなくなるんだ。
どうなるかというと、太陽光と人類の意識エネルギーによって、植物を育てるようになるんだよ。
また、産業構造が抜本的に変革されると、各人の生活も大きく変わる。
みんな必要な物品や食料が無料で手に入れられるようになるから、極端な話、働かなくても生きてゆけるようになるんだよ。(次回に続く)