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(前回の続き)
いのちの力と親和しよう
ホントにね、意識進化しようと決心したなら、自分の想念習慣を根本から洗い直して、神性に根ざしたものに上書き保存しなきゃいけない。
まずは体への感謝からね。
「動きつづけてください」ってお願いしなくたって、心臓は動きつづけて血液を循環しつづけてくれているでしょ。
「息を吸おう、吐こう」と思わなくても、自然と呼吸が出来ているでしょ。
「まずは右、次は左、その次に右」って意識しなくても、足は勝手に歩いてくれているでしょ。
ぼくたちが内空から観ていると、そうした肉体のすごい働きに対して、地球人の多くは感謝が足りな過ぎる。
それで、肉体への感謝を実践して、それがいつも心から離れず、思い出さずに忘れずにって状態にまでなったなら、次には、体を動かしているその力の大元に目を向けるんだよ。
きみたちの心臓を動かし、血液を循環させているその力はなーに?
呼吸することを意識しなくても、呼吸させてくれているその力はなーに?
なんにも考えなくても、歩かせてくれているその力はなんだろうか?
「なぜ?どうして?この力はいったいなんなんだろう?」って考えるんだよ。
「自然の力、作用だ」って思った人はもう一歩だね。
「神さまの力だ」とか、「仏さまのおかげだ」とか思えたならそれもいいだろう。
それで、いくら考えてもわからない人は、「いのちの力なんだな」って思うといいね。
いのちの力というのはすごいんだよ。
きみたちが踏みしめている大地、そびえ立つ山々、山から流れ出る川、とっても広い海、地球における水分の循環作用、肉体を生かすために欠かせない酸素やその他の成分を含む大気、大気を循環させ澱ませない風、地球上の水分と密接に関係している月、すべての生物を生かし育む太陽。
みんなみんな、いのちの力でできていて、いのちの力が働いている姿なんだよ。
空を飛ぶ虫や鳥、水の中の魚介類や哺乳類、地中の虫や微生物、大地の上のありとあらゆる動植物たちのような、人類以外のすべての生命体をつくり、生かしているもの……、それがいのちの光であり、力なんだよ。
そしてこのいのちは、きみたち人類をも生かしている。
星も、その天地にある大自然も、そこに存在する生きとし生ける生命体も、全部が全部、いのちの力が産み出して、育み、生かしているんだよ。(次回に続く)