★愛が欠乏する原因
「愛が足りない」と他人に要求ばかりする人は、大きな勘違いをしてるよ。
わかるかい?
そうだ、他人に要求する以前に、自分が自身を愛してないんだ。
だから、誰よりも先に自分自身の心を抱きしめて、心を愛で満たすといいんだよ。
★自分の見方
人がみずからの心を正直に見つめるときに、善悪悲喜こもごも、様々な意識が横たわっているのが観て取れるでしょ。
それらを大別して観ると、消え去りゆく定めの想いの波と、未来永劫輝きつづける意識の二つの心に分けて観ることが出来るんだよ。
自分を見つめるときにこの見方をしない人は、善悪混交の自分観になってしまって、心の全貌を正確に認識することが出来なくなるから気をつけなくちゃね。
★ユッタリとした呼吸のすすめ
ネガティブな想念習慣に足を引っ張られがちな人は、過去世から持ち越してきた想念反応のパターンに記憶が支配されていて、在るべき生命の輝きを顕現できないでいる人が多いね。
そういう人は、想いが絶望と後悔と希望と期待の間を行ったり来たりして、目まぐるしくせわしない。
そういう人ほど、呼吸をユッタリと持続するのがいいんだよ。
呼吸が長くなれば、意識は知らないうちに鎮魂して、どうしようもこうしようも考える間もなく、いつの間にか自分が変われるんだよ。
念力をうごめかさなくても意識進化が可能だという面から観れば、これほど効率的で簡単な方法はほかにないんだから、あーだこーだ思慮分別を働かさないで、悠々とした自分の呼吸音に心身を委ねてごらん。
必ずきみは変わることが出来る。
★生命への感謝
きみが本当に意識進化を望むのなら、自分を生かしてくれている"いのちの力の源"と、肉体界で働かせてくれている体(全肉体細胞)さんに、心からの感謝を捧げながら生きることだ。
その心構えがあるとないとで、意識が進化(深化・神化)する度合いが全然違うからね。
★大人物の条件
肉体人間の体の成長は、ある程度の身長と体重になったら止まるけど、心の成長というのは、どこまで立派になっても果てがないんだよ。
というのは、立派になったと思った瞬間に、さらに奥の境地が観えてくるのがホンモノだからね。
だから、自分が立派になったと思ったときに、「これ以上の先はない至高の状態になった」だなんて思えたのなら、それは昔の坊さんたちが言ってた魔境というやつで、要注意な精神状態だから軌道修正することだ。
人間は偉くなればなるほど謙虚になって、人の注意もキチンと聞けるのが、大人物たり得る人の最低条件なのだからね。
★いのちの仕組みを知って明るく生きよう
「痛い」と思ってもいい。
「苦しい」と思ってもいい。
けれども、どんなときにも生命の完全性を信じて生きるんだよ。
きみを生かすいのちの光は、きみに乗り越えられない困難を与えることがない。
種明かしをすれば、守護霊という専属の神霊が、24時間365日まったく寝ることもなく、きみの運命を善導しているんだし、その奥には、内部神性の外面的働きである守護神が見守っていて、守護霊だけじゃ力が及ばないときには、強力な生命光を放射して応援してくれているんだ。
だからけっして、「自分は独りで生きている」だなんて思い上がってはいけないよ。
そういううぬぼれこそが諸悪の根源であり、苦悩の源なのだからね。