(前回の続き)
地球世界を完成へと導くきみたちの偉大なる働き
いつも言うけど、ぼくたちはきみたちの心のなかで働いている。
地球界がある一定の霊化を果たすときまでは、ぼくたちはきみたちをとおしてしか、地球平和をサポートすることができないんだ。
ぼくたちは、きみたちのその霊化した貴重な魄要素(肉体を構成する元の要素)を、献血のように抜き取らせてもらって、地球人類全体に配らせてもらっている代わりに、きみたちの守護霊さんや守護神さんに加勢をして、きみたちがより健全な運命創造をなし得るよう、無限の宇宙生命エネルギーを注ぎ込んでいる。
それによって、きみたちの魂は日々拡大し、霊位は自然に上がっていっている。
今年に入ってからの数か月の間で、きみたちのうち、半数以上の人たちの心境は大きく深まった。
ということは、魂の幅が拡大して、霊位がそれぞれに上がった(深まった)ということだよ。
言葉を代えていえば、魂力が付いたということなんだ。
そうなるとどうなるかというと、きみたちの個人的なことに関していえば、自分の都合なんてなんにも思いわずらう間もなくよくなるから、幸せや感謝以外に意識の焦点が合わなくなってきたということだよ。
それで対外的には、地球世界をなんとかして完成へ導こうとしている神々や霊人の働きかけや、ぼくたちのようなきみたちに縁の深い星の人たちのサポートが、より広く強く、また深く、地球界に働きかけることが出来るようになったという側面もある。
ぼくたちが特に重要視しているのは、きみたちの意識進化した魄要素に、宇宙生命の源のエネルギーをミックスして地球人類に配ることによって、地球に住みながら自分たちの星の未来に想いを馳せることが出来ずにいる人たちの心身に、意識進化を促す特別な光を流し込むことだよ。
もうこれ以上、地球の運命を、身勝手な地球人たちに任せておく猶予はないんだ。
きみたちには聞こえるでしょ。
地球のうめきが……。
観えるでしょ。
地球の苦しむさまが……。
感じるでしょ。
地球の身震いが……。
もう地球生命体の忍耐は、とっくに限度を越えている。
それでも地球全体の文明が崩壊するほどの事態に至っていないのは、きみたちがいるからだよ。
きみたちが人類を代表して、ひれ伏して地球さんに謝り、そのお働きと恩恵に感謝の祈りを捧げているから、その祈りのエネルギーによって、地球生命体はなんとか持ちこたえている、というのが真相なのだよ。
地球の情勢は今も、一進一退の攻防をつづけている。
二元論で語るのはあんまり好きじゃないけど、神性が優位になるか、カルマ性の想念群が優位になるかによって、その時々の運命はよくなったり悪くなったりしているように見えるかも知れないけど、神性を顕して生きているきみたちは、けっしてネガティブな思いに引き込まれてはいけないよ。
人々が為す術もなく、どんなに不安恐怖していたとしても、常にきみたちは希望の光を投げかけつづけなければならない。
キリスト教の聖書に「光あれといえばそこに光ありき」とあるように、地球世界の未来を創るのは、神性に根ざした宇宙心の分心であるきみたちの意識そのものなのだからね。(終わり)