プロローグ
★きみの時間感覚で言えば太古の昔、きみが惑星開発派遣チームに参加して未開の星“地球”へ行くときに、「地球世界完成の際に転生したタイミングでまた再開しよう」と約束していたから、ぼくときみは、こうしてまた出逢うことができた。
ぼくは今、きみのこころの奥の天に住んでいる。ここはきみの世界の言葉で言えば、神仏の世界とも言えるね。円盤もここの波動圏にあるんだよ。
これから物質地球には、未曾有の大変革が起こって、ここの世界に出来あがっている《生命の設計図》が本格的に地上に展開されることになるよ。
きみは十分にその訓練を積んできたから、今回の人生の後半では、地球でのたくさんの転生体験の集大成として、思う存分に生命の自由自在性を発揮して、みんなのために道を切り開いてほしい。
表面意識のうえでは、意識進化に縁遠い地球人類がまだ99%以上なんだから、神性開花へ至る道筋は、いくつあっても足りないくらいなんだよ。
みんなが同じ道をとおらなければならないわけじゃなくて、ひとそれぞれに適した意識進化の道がある。
日本には、そうした神性へ至る《いのちの本道》を切り開く開拓者がまだまだたくさん眠っているんだ。どうか彼らの意識を起こしてほしい。
貨幣経済の終焉に際して
★地球のひとたちがぼくたちと同じように、お金の心配をしないで、衣食住に満ち足りた生活をするためには、まずは意識を根底から洗い直して、いのちの光をそのまま顕した精神状態を保つ必要があるんだよ。まずは、足るを知るところから始めようね。
★意識を根底から洗い直すとどうなるのかというと、意識が生命光そのものに純化するんだ。そして、その純化の程度に応じて、宇宙創造意識を自在に使いこなして、衣食住に必要な物質を自由に作り出すことができるんだよ。
そういう世界は、きみたちの星の《神界》にもあって、ぼくたちの星と同じように、必要なものは必要に応じて空間からつくり出して暮らしているんだよ。唯一、そこの暮らしがぼくたちの星と違うのは、科学力を用いずにそれを行っていることだね。
近い将来、きみたちの世界にも、そういう文明が現れて、経済による流通を卒業するときが来るんだよ。
★“いのちの光をそのまま顕した精神状態を保つ”ってことは、きみの言葉で言うところの《神性》そのものになることだよ。違う言い方では、《神仏のこころ》とも言うね。
★どうして意識が純化すると、物質を空間から自由に取り出せると思う?これは、次回までの宿題にしておこうね。
円盤と様々な宇宙人 ~ そのかかわり方について
★円盤を見かける人が増えているでしょ。それは来たるべき時のために、きみたち地球人の《意識準備》を促すためだよ。
誰も見たこともない存在が突然空中にたくさん現れたら、みんなびっくり仰天して、恐怖の想いでこころを閉ざして、自分たちの身を守ろうとするでしょ。
だから、少しづつ少しづつ、ぼくたちが宇宙に共存している事実に、慣れてもらっているところなんだよ。
★これを言うとそこに意識が引っ掛かって、意識進化の道から脇道にそれかねないから、あんまり伝えたくないんだけど、もう時が迫ってるから伝えるね。
いいかい、宇宙人のなかにも、意識レベルや文明の状態に雲泥の差がある、様々な宇宙人が地球にやって来ている。
だから、西洋で特に多い、宇宙人にさらわれた、体に何かを埋め込まれた、宇宙人の子どもを身ごもった、なんて話は、無いこともないと言えるんだ。すべてがホントではないけどね。
★ぼくたちはきみに対して、体に何かを埋め込むとか、拉致するとか、そんな失礼なことはしないよ。
なぜならぼくらは、きみの神体の次元にあって、地球の神霊方と協力して、地球の進化をサポートしに来ているチームの一員だからだよ。
今さらきみのことを調査なんかしなくても、きみの守護の神霊と共同して、きみの意識進化をサポートしているから、ぼくの前では隠し事なんかいらない。全部わかっているからね。
★宇宙人にもいろいろなレベルがあるんだってわかったうえで、きみがやるべきことは、《意識の純化》それのみだよ。神性開発って言ったほうがわかりやすいかな?
この道を踏み外しさえしなければ、レベルの低い宇宙人(幽界の生物)に感応して、悪さされることはない。
付け加えると、地球人に恐怖を与える宇宙人も悪気があるわけじゃないんだよ。かれらはただ単に、知的好奇心の発露でそういうことをしているんだ。
意識が、他人のこころを思いやれない段階にあるのだけれどね。
★レベルの低い宇宙人は、きみたちの星の未成仏霊たちとおんなじだよ。
そういう存在とかかわらないためには、まっすぐに意識進化の道を歩くこと、それだけでいい。
そこに何かをつけ足したり、差し引いたりする必要はない。
つまらないと思うかもしれないけど、真理の生き方というのは、当たり前のことを当たり前にできて、なおかつ、宇宙の法則(大調和)に則って生きることだからね。