★興味本位な想いをぬぐい去ろう
今日は、「円盤を見たい」とか、「宇宙人に会いたい」とか、そういう興味本位な想いが、地球世界に真実の宇宙船や宇宙人類が現れる時期を遅らせこそすれ、早めることにはなってないってことや、そうした興味本位な想いを卒業する重要性について話そう。
そういう興味本位な想いが、きみたちの世界へぼくらが物質化して現れる時期を早める加勢をするのなら、もっとたくさんの人に興味本位な想いをもってもらえばいいって話になるんだけど、実際には、そうした想いがいっぱい次元空間にただよっていると、肉体界の次元波動をおとしめてしまうことにもなるから、そういう興味本位な想いの波を心のなかから一掃して、常時神域の想いを発していられる人が、一人でも多く現れることがいいんだよ。
そんなこと、心ある人なら、もうすでにわかってることとは思うけど、そのことを今一度、こころに深く刻み込みなおして、今やらなければいけない一番大切なことに、さらに注力してほしいから、今日はこの話題を掘り下げてみよう。
え?ああ、そうだね。
まずは、どうして興味本位な想いってのが、ぼくらがきみらの目の前に物質化して現れるのを妨げるかってことについての説明が必要だね。
それはね、《波長の隔たりが過ぎる》ことが一番大きな理由だよ。
興味本位な想いの心波は、ぼくらの心波と波長の隔たりが大きすぎる。
だから、お互いが認識している次元が異なっているということになって、きみたちもぼくたちも、それぞれが実際に実在してるにも関わらず、互いの姿を認識し合うことが出来ない、ということになってしまっているから、自他一体の生命光意識を常住想念とすることが、何にもまして必要なんだよってことなんだ。
★今までにあった円盤・宇宙人の目撃例について
今までにも「円盤を見た」とか、「宇宙人に会った」とかいう人たちの話が、地球上にいろいろと出回っているけど、そのうちの90%以上は、まったくの作り話や幽界体験だよ。
うん、そうだね、それはほとんどと言ってもいいね。
残りの数%は、ぼくらの波動圏、言い換えれば霊的次元での目撃例なんだ。
だから、肉体の目で至近距離で円盤を目撃したとか、その体で宇宙人に会って話をしたとか、肉体身のまま円盤に乗って、他の星を見学したなんて話のすべては、注目を浴びたい人間の妄想に過ぎないんだよ。
誤解があるといけないから付け加えて言うと、きみたちの世界で言うところの、“幽界の生物的次元にある宇宙人との遭遇”というのも、ごく一部あるにはある。
けれども、そうした低階層の存在に遭遇することはかなり稀なことで、そういう存在と波長の一致する因縁をもった人だけが特殊体験する、極めて少ない事例だと言える。
それにそんなの、幽霊を見たり、会話したのと同程度の、肉体そのものでの体験ではない、波動の粗い次元における幽体意識での霊的体験に過ぎないしね。
そんな波長の低い世界の出来事に興味を持つことは、自分の神性の輝きを曇らすことになって、いつまでも神域の意識に到達出来ないことにもなるから、ゆめゆめそのようなことに想いがとらわれないように、いつでもスッキリサッパリとした、爽やかで明るい心を持続しているといいよ。
★円盤や宇宙人の写真や映像について
えっ?写真や映像?
ああ、それもほとんどが偽造だね。
ごくごくまれに、静止画像などに記録させる目的を持って波動を下げて、円盤の機体を撮らせたりすることはあるから、全部が偽造ではないけどね。
だけど、ぼくたちの姿を物質的に記録させることも、機体の全貌を近距離で見せることも、きみたちの物質次元に対しては、まだその許可が降りていないから、もっぱら現れるのは霊的な次元だけで、肉体界に現れるのは宇宙船の機体だけ、それも遠目に見える程度の高度にしか現れていないんだよ。
それで、円盤を撮影したものとして、一般的に知られているもののなかで真実のものは、波長の一致による心霊写真のような原理で撮られている、と言えるんだ。
そのときに、どういうことがこちら側で行われてるかというとね、撮影させる許可が上から出たときにだけ、機体の波長を幽界次元の下限にまで落として、その波長をさらに瞬間的に、幽界と肉体界の中間層まで落として、波長の合う人に機体を見せたり、その人が持つ機材に映り込むようにしてるんだよ。
今までの話で、宇宙人や円盤の写真だとか、動画だなんて紹介されてるなかでも、明らかに人体が映ってたり、機体がハッキリと撮影されたものなんかが、すべて偽ものだったり、写真や動画の加工による偽造だってことが明らかにわかるでしょ。
ぼくがこうしてきみとコンタクトしてるのも、いつもきみの心内の霊界波動の次元においてのことだしね。
★宇宙人類が肉体界に現れるには
霊的次元であったことを除いては、きみたちの歴史で認識されている有史以来、いまだかつて、ぼくたちは地球の肉体界に降りて、きみたちの大地を歩いたことはないんだよ。
だから、物質化した円盤を目撃したって話は、一部は本当だけど、地上を歩いてる宇宙人を撮影したなんて話は、全部真っ赤な嘘だ。
でもそれも後少しのことだけどね。
どうしてかって言うと、地球の次元上昇が果たされて、きみたちの肉体界の次元が霊的次元へのアセンションを果たした暁には、満を持して、ぼくたちはきみたちと同じ地上の大地に降り立つ。
その最初の国、それはきみの住む国、日本だよ。
そのための場所もすでに用意してあって、それは、きみも知ってるとこだよ。
だけど、地球が平和な星になるのを妨害しようとする念波がまだ地上に浮遊していて、それらの想念体にその場所を知らせないために、今はまだその位置を公表することは許されていない。
けれど、時が来たなら、ぼくらと志を同じくする誰かをとおして公表するから、それまでの間、もう少しだけ待っていてほしい。
★なぜ宇宙人類の物質化が必要か?
ところで、今こうして話していて、「どうして宇宙人が物質化して現れる必要があるんだ」っていう、懐疑的な想いの響きが聞こえたからついでに言うと、どうにも行き詰まって、自分たちの文明文化・科学力をもってしては、これ以上の生存・存続は望めない、もうどうにもならないって段階に到って、そのときようやく生命における宇宙の親兄姉が大挙して同次元の天地に現れて、その星の全人類が、兄姉星等の超越的科学力と、神域の精神性に触れ、その科学的原理と実用方法について教わることで、その危機的状況を脱して、新しい霊文明の世界へ移行することが出来るようになるんだよ。
それによって、その星の天地をさらなる完全調和の世界にしてゆくことは、多くの星が完成の域に進化してゆくプロセスの一コマなんだ。
それを実現するための最低限の条件が、きみたちの言う《真実のアセンションを果たすこと》だよ。
地球上の人類の一定数が神域の心身に進化(深化・神化)を果たすと、きみたちの世界の次元が同時に霊化して、ぼくたちの持つ波長と近づくことになるから、ぼくらがきみたちと同じ次元の天地に立つことが出来るようになる。
それで、「そんなすごい科学力があるなら、原子力を無力化したり、無意味な戦争や弱肉強食的想念を、サッサと消し去ってくれたらいいじゃないか」って、思う向きもあるみたいだから言うと、ぼくたちの世界の科学文明や精神文明は、きみたちの世界から見れば高次元の科学力や精神性だから、きみたち地球人類が意識進化を果たせていない間は、ぼくらのそれをそのままきみたちの世界に波及させることは出来ないんだ。
例えば、物質が持つ精神性を認めて、そこに人の意識波動を同調させ、人と物が一体化して運用されるなんてのは、今のきみたちの意識レベルでは出来ないよね。
無理にでもそれをやろうとすれば、自他(自分と他人・自分と他種生命体・自分と各種物質等)が別々の存在だと認識している意識レベルでは、たちまちのうちに、今までにあり得なかった交通事故や念力戦争が起こってしまって、さらに悲惨な結末を迎えることにもなり兼ねない。
だからこそ、口を酸っぱくして、「興味本位な想いは、心の隅々から一掃すべきものだよ」って、いつもきみに話しているんだよ。
★今なすべき大切なこと
今日の話の最初に、「興味本位の想いがぼくたちの物質化を妨げている、だからそれよりも、今やらなければいけない一番大切なことに注力してほしい」って話をしたけど、そのことについて、最後に触れておこうね。
今きみたちがなすべきこと、それは、《生命意識とカルマ想念の見分けをつける》という基礎中の基礎を、心内に完全に確立したうえで、常時神域の意識でいられるようにするという訓練・練習だよ。
多くの人がこれを出来さえすれば、ぼくたちときみたちの波動が近づいて、ぼくたちが心身の波動を下げた下限点と、きみたちが心身の波動を上げた上限点が重なり合って、お互いの一番粗い外側の心身同士が出会えるようになるんだ。
そうした境地の心境を身に付けるためには、これはもう、地道な日々の努力・修練・鍛錬・訓練・練習しかなくてね、一瞬でそうなるような特効薬はない。
本当の真理というものは、興味本位な想いにとっては、これ以上退屈でつまらないものはないってくらい、苦痛なことなんだけど、そこは、ひとりひとりの個人が、自分の意志で乗り越えてゆかなきゃいけないとこなんだ。
想念習慣を一朝一夕に変えることは、並大抵のことじゃあないけれどね。
だからこそ今までは、真理を顕した人が急激に増えることはなかったとも言えるんだけど、これからはもう待ったなしの本番に突入してゆくから、ぼくらも今までみたいに、甘いことばかりは言わなくなってゆくよ。
崖っぷちにいると気がつかずに、崖のスレスレを歩いてる人がいるのに、「危ないよ!」って、大声で注意もしないで、ただ黙って落っこちるかも知れないのを見てるだけ、だなんてあり得ないでしょ。
意識進化の道も上級編に足を踏み入れると、エゴ想念の側から見れば、きわめて受け入れ難い真理との一体化を、さらに必要としてくるからね。
どうかそのつもりで、「何がなんでも肉体人間を卒業するんだ」っていう強い意志をもって、真理の大道を歩んでほしい。
その道の先にこそ、あっと思う間もなく、すべてが進化する、驚天動地の出来事が起こる視界が広がる未来があるのだからね。