(前回の続き)
★真理の在処を知る
事ここに至って、きみたち地球人類が知らなければいけないことは、宇宙の星々に共通する真理の本道が何処にあるのかってことなんだけど、その正しい回答は、真理の言葉やその響きというものが、たとえ他人から聞いたり、読んだりした書物から得たものだとしても、その真理の実体が実在する場所というのが、自分の心身の外じゃなく、真理を求めるその人の意識の内奥にあるということなんだよ。
これはすべての人に共通していえることで、この理の外に生きている人は、誰一人としていない。
この真実さえ知っていたなら、幽界波動圏にある非真理の入り交じった波動にさらわれることなく、みんながいのちの本源の世界へ帰ることができるんだよ。
人が真実に生きるということ、生命を真に活かして生きるということは、真理をその想念言行に顕して生きることをいうんだ。
そのためには、繰り返しになるけれど、真理というのが何もので、何処にあるのかを、正しく知らなければならないよ。
いいかい?
今までの話のなかで伝えてきたエッセンスを繰り返していうから、よーく聞いて。
真理は、いのちの光そのものだよ。
いのちの光は、人類のなかに、その他の生物のなかに、空気のなかに、水の中に、大地のなかに、宇宙空間のありとあらゆるところに充ち満ちて在る生命原理なんだよ。
その生命原理は、きみたちやぼくたち宇宙人類の本質でもある。
ということは、いのちのなかに真理が息づき、ぼくたちは真理そのものによって形成されているということなんだ。
ここまで話したなら、真理の在処がわかったね。
真理はきみのなかにある。
外に求めても真理はない。
たったそれだけの真実を知りさえすれば、誰でも意識の視界が開けて、意識進化がたやすく出来るようになるんだよ。
真理を求めに求めつづけてきたきみに愛を込めて
(終わり)