★運命を創造する根本原理
今日は運命を創造する根本原理ともいうべき、奥の真理について話そう。
この話に触れて、心眼のウロコがポロポロ落ちた人は、読み終わったときには、さらに奥深い意識境界に達しているだろう。
心の準備はいいかい?
きみは今この瞬間に意識進化を果たす。
この話を読み終わったとき、きみは今までの世界に対する認識を心奥から改めて、神域から観た世界の真実に触れるんだよ。
さあ、伝えるよ。
事態に対して何かを思う気持ちにとどまっているかぎりは、神性の復活はまだまだ先のことだと言わざるを得ないね。
というのは、誰かが何かを思ったから事態が起こっているのであって、誰も何も思わなければ、事態が変化することなどないんだ。
それで、起こったことに対してあれこれ思うのは手遅れな対処療法みたいなもので、よくない事態をさらにこんがらかすようなことなんだよ。
ここが今日の話の最大のポイントで、この原理がわかれば、意識のあり方を未来志向の創造性に溢れたものに変えることが出来るんだよ。
それで、何かを思ったから事態が起こったというのは、思いを起点にして口から発した言葉や行動も含むということも忘れてはいけないね。
「そんなこと言われてもねぇ。誰かが何かを思ったから事が起こったって言うけど、そんなの私に関係ないじゃん」って思うかも知れないけど、人間のいのちってのは、誰のいのちでも奥では繋がっていて、誰とも無関係に生きてる人などいないんだよ。
それに、「自分は事態を引き起こすようなことなど思ってもないし、してもいない」って思うかもないけど、それは、あくまでも氷山の一角の表面意識でそう思っているだけで、何回も生まれ変わり死に変わりした過去世をも通算して観れば、「ああ、確かに自分が原因をつくってたことを今受け取ってんだな」ってわかるはずだよ。
★ 望ましい未来を創るための想念・言動行為を心掛けよう
だから、原因のない事態なんかないのだし、何かが起こったその裏には、人類の発した想念・言動行為が必ず原因としてあるといえるんだよ。
そのことを総称してカルマというんだ。
人間ひとりひとりは、カルマ性の想念・言動行為を卒業しないかぎりは、事態の原因を浄めることが出来ずに、また新たな未来の悪因をそこで産み出す想念・言動行為を為すものだから、いつまで経ってもカルマの輪廻から逃れることが出来ないというわけなんだ。
大切なことは、望ましい未来を創るための想念・言動行為を、今この瞬間に為しつづけることだよ。
過去を掴んで、どうたらこうたら言ってばかりいたって、そこにはなんの生産性もないでしょ。
だから今日の話の一番最初に、「事態に対して何かを思う気持ちにとどまっているかぎりは、神性の復活はまだまだ先のことだと言わざるを得ない。というのは、誰かが何かを思ったから事態が起こっているのであって、誰も何も思わなければ、事態が変化することなどない。それで、起こったことに対してあれこれ思うのは手遅れな対処療法みたいなもので、よくない事態をさらにこんがらかすようなことだ」って話したんだよ。
多くの人が起こってしまったことに対して、「あれはいい」とか「それはダメだ」とか思って、因縁因果の渦巻きにさらに強大な力を与えてしまっている。
そんなの馬鹿げたことでしょ。
起こってしまったことをどうこうしようとするようなことは、例えるなら、お腹を下してしまったのに、それをなんとか無いことにしようとするようなことなんだよ。
そんなの出してしまえば終わりでしょ。
なのに「出したくない」と思うんだな。
そんなことに抗ってる暇があるんなら、スッキリ出るものを出してしまって、その後に、健康に過ごせる生活習慣を心掛けるなりなんなりすればいいでしょ。
それが、望ましい未来を創るための想念・言動行為を、今この瞬間に為しつづけることだって言うんだよ。(次回に続く)