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(前回の続き)
★愛にチューニングして生きる方法
その姿をはたから見ると、一見したらカルマに翻弄されたぶざまな人のように見えて、「一緒に押し流されてるだけじゃないか」って、はたからは見えるかも知れない。
でも本質的な視点から観ればそれは、対立や葛藤とは無縁な極めて"調和的カルマの浄め方"だといえる。
その具体的なあり方は、場と時と縁の組み合わせによって無限のあり様になるから、今ここで断定的に「これこれはこう」「それそれはそう」って一律明快に断言できないのがもどかしいけれど、それぞれの個人が何をどうすればよいのかについては、すべてその時々の個々人の第一直観によってわかるから、意識的に意識を愛にチューニングして生きてごらん。
その具体的な方法は、呼吸をいつでもユッタリとさせることだよ。
「それだけ?」って思うかも知れないけど、本当の真実というのは、何もそんな小難しいものではないんだよ。
いのちのエネルギーをあるべき状態にしさえすれば、おのずと生命根元の叡智に直結して、悩みや苦しみとは無縁になる智慧や力がいくらでも湧き出てくるもんなんだ。
ぼくたちのこの話こそが、この宇宙で唯一無二の真実なんだよ。
このことを実践しさえすれば、どんな人でも、それぞれの人間関係や置かれた場面にあって、「ああ、こういうときにはこうすればいいんだな」「この人にはこう接したらいいな」「この場面ではこう振る舞えばいい」「今はこうしよう」っていうふうに、その時々に応じた最善・適切な対応策が自分のなかから溢れてくる。
★愛こそがすべてのすべて
人々を痛め傷つけず、調和裡のうちにアセンションの方向へ導く叡智というのはそのように、『愛のなかからしか現れ出ることはない』ってことを、ぼくたちは今ここに断言しておく。
その愛は本来、科学的なものでもあるんだけど、次元の奥行きが体感的にも理解できる人がある一定数以上になるまでは、地球上の言葉としてはまったく理解できる範疇にないから、科学的見地からの話についてはいつかそのときが来たらしよう。
今この段階でハッキリと言えることは、愛は科学も非科学(神秘)もすべてを内包した無限の力だということだよ。
そして、ありとあらゆる物質も精神も、有形物も無形物も、すべては愛のなかから生まれ出て、新陳代謝の原理のなかで森羅万象を存続させながら、宇宙全体を進化創造へと導いている。
愛こそがすべてのすべてなんだ。
その事実を体感的にも内観的にも、ありありと実体験して感涙にむせびながら神性を甦らせる人々が、これからはますます増えてゆくだろう。
そうなればなるほど地球の霊化は促進して、みずからに元々内在していた愛を甦らせて、愛一元の光として生きる人が増えてゆくんだよ。
見ていてごらん。
必ずそうなるから。
すべての人類はすべからく神性に回帰して、互いの愛を発露し合いながら、みんながそれぞれを高め合ってゆくようになる。
誰も彼もがみな本来は、愛のなかから生まれ出た愛の子なのだからね。(終わり)