★とても大切な目覚めの数分間について
朝起きたばかりの目覚めの瞬間に、きみはいつも何を想う?
何か思い浮かべてることはない?
実は、その目覚めたばかりの数分間こそが、今日というかけがえのない一日の行方を左右する重要な時間帯なんだよ。
それはやり直すことのできない貴重な時旬、千載一遇の機会ともいえるチャンス到来のときなんだ。
えっ?
なんでチャンス到来のときかって?
★朝一番に魂の朝礼をしよう
それはね、朝の目覚めのひとときに、学校や職場で朝礼をするように、自分が自身の各種生命構成要素と向き合って、今日なすべき目標や計画を設定・確認したり、自分をこの世で活動させてくれてる各種肉体細胞さんたちへの感謝を述べ伝えたり、今日という日を生きるうえでの意識運営上の注意点なんかをハイアーセルフに確認して、一日の道筋をみずからの肉体意識が俯瞰することで、心の背筋がピンと伸びて、真理に適った意識で充実した一日を送れることが、その時点で完璧に約束・決定されるからだよ。
そう、そうだよ。
朝の目覚めのひとときが、その日一日を決定づけるんだ。
例えて言えば、きみが親なら細胞さんたちはきみの子どもたちでハイアーセルフはきみの親や親の親、きみがクラスの担任教師なら細胞さんたちはきみの受け持ちクラスの生徒たちでハイアーセルフはきみの上司にあたる教頭や校長先生だね。
そうしたきみを構成する生命の要素が一堂に会して、今日の日をどう生きるかを確認する場が、朝一番の心の朝礼、魂の朝礼だよ。
一日は朝一番の数分間で決まるといっても過言ではないくらい、霊界から魂が戻ってきたばかりの目覚めの刻限は、大事な大事な時間帯なんだよ。
★今日という一日を真心でもてなそう
朝起きたばかりのときに、神域の意識がピッタリと肉体に収まっていることをシッカリと確認することは、二度と巡りくることのない今日という一日を、最大限の真心でもてなしてあげることにもなるんだ。
そうすると今日という日がその本人に対して、当日の終わりの眠りにつく間際に、本人の魂にもてなしの証し(お礼)として、今日果たすべき天命が確かに成就したという、認証の刻印をしてくれるんだよ。
その刻印を今日(守護神)からもらうことで、人間はまたひとつ魂力がついて、大きな器に還元・成長してゆくことができるんだ。
★肉体人間は守護神の掌のうえで生きている
それはどういうことかというとね、今日という日は言ってみれば、その当人の守護神意識から肉体意識に与えられた天命成就の機会であり、今日を生きる肉体身が今ここにあるということは、その場所を与えていただいている、ということなんだよ。
その状態を次元の異なる上空から観ると、一人一人の人間は、その当人の守護神意識のなかで生きているといえるんだ。
今日というかけがえのない一日は、守護神の光体(身体)のなかで生きている、掌のうえで生きているという言い方もできるね。
人間というのはね、守護神が命を与えてくれているからこそ、魂が霊線でつながって肉体に収まることができて、今日の日を自由意思の元に生きてられるものなんだよ。
守護神が「この者はこれ以上肉体に生かし置いても、天命果たすこと能わず」と決心されたなら、人間はついさっきまで元気でピンピンしていたのが、ポックリ突然死することもある。
地球だけの話じゃないけど、肉体人間の生殺与奪の権限は、一手にその当人の守護神の手中に握られているんだ。
なのに、肉体意識がその事実に思い至りもせず、また、いのちを活かして生きようともしないで、みずからの生命に背を向けて、なんとな〜く漠然と与えられた今日を生きていることは、いのちに対する冒涜ともいえる反逆行為になるんだよ。
それに、「おれの目覚めの時間をどう使おうが、おれの勝手だろ」「わたしの一日をどう生きたって、わたしの自由でしょ」だなんて想いで過ごしてたら、今日与えられたいのちを活かすことなく、無駄づかいすることになって、またとない天命成就の機会を逃して、次のチャンスが到来する日時を先延ばしにしてしまうことになるんだよ。
★惑星直列のように奇跡的に巡りきた今日を一期一会の精神で生きよう
ん?
「なんで今日できないことを明日やっちゃダメなのさ」って?
うん、それはね、出会うべき出会いや果たすべき課題を果たし得る最高のタイミングというのがあってね、時と場と縁が惑星直列のようにピッタリと重なり合うことで、ようやく巡ってくるものだからだよ。
惰性的な想いでなんとなく生きることは、毎日チャンスを逃しつづけながら生きてるような、もったいないことをしてるといえる。
だから人間は、今日という一日の時間を慈しんで、心からの感謝をして、無駄づかいしないように、いのちを活かして生きることが大事な働きになるんだよ。
その働きはね、きみたちの世界で生きるためにやらなきゃいけないどんな勉強や仕事や家事、その他のどんな趣味・用件・雑事よりも重要な、生きるうえでの根幹の仕事ともいえるものでね、その仕事を果たすためにも、朝の目覚めのひとときを有効に使って生きる必要があるんだ。
一日を無自覚的惰性でなんとな~く生きるんじゃなくって、人は本来一瞬一瞬の今を、意識的に生きなければいけないものなんだよ。
今日の話はとっても重大な内容を含んでて、きみの人生が根底から生まれ変わるきっかけにもなり得るような、真理の生き方を身につける呼び水になる話だともいえる。
★第一直観と深い呼吸が人生を切り開く鍵
付け加えて最後に言うと、朝目覚めた数分間の刻限は、一日のなかで一番意識が明瞭な時間帯で、生命大元の守護霊・守護神意識と肉体表面意識の意思疎通がはかられやすいひとときだよ。
だからどんな人も、その時間帯は第一直観が冴えわたってて、どんだけ普段は第一直観を自覚できないような人にでも、自身のハイアーセルフ意識からのメッセージを受け取ったり、肉体細胞さんたちと交流したりできる貴重なひとときだといえるんだ。
そのように、第一直観を開示しながら生きることが、今日を活かして生きる鍵になる。
それらのことを踏まえて、毎日の目覚めに臨んでごらん。
そうすれば気力がみなぎってやる気のある、かといってリラックスした自然体の想念状態で、意識的に一瞬一瞬の刻を活かして生きてくことができる自分になるんだよ。
その状態は、呼吸が自然に深くなってる状態でもあってね、いつもの呼吸が深くなることで相乗効果が起こって、《いのちの光》との一体感がさらに深まり、意識的に生命意識を生きることがよりたやすくなってくる。
深い呼吸も第一直観と同じように、アセンションを果たしてゆく鍵のひとつなんだ。
そのこともどうか忘れないでね。